2026年5月版 ECサイト表示速度ランキング発表
デジタルビジネス支援をする株式会社ギャプライズが、2026年5月の国内ECサイトについての表示速度ランキングを発表しました。この調査は、通販新聞社が発表した売上高ランキングに基づいたもので、主に300社の運営サイトを対象に行われました。
調査の概要
このランキングは、GoogleのChrome ユーザー エクスペリエンス レポートを元に、各サイトのドメインレベルで、モバイルデバイス上のLCP(Largest Contentful Paint)を測定することで算出されました。LCPは、ページが読み込まれてから主要なコンテンツが表示されるまでの時間を示す指標です。
LCPの数値が小さいほど、ユーザーは素早くコンテンツにアクセスできると感じるため、この指標はユーザー体験の質を測る重要なものとされています。Googleが設定した基準によれば、LCPが2.5秒以内であれば良好とされ、4秒を超えるとユーザー体験は低下すると見なされます。
トップ企業のパフォーマンス
発表されたランキングでは、アマゾンやヨドバシ・ドット・コム、ビックカメラといった大手企業よりも優れた表示速度を持つサイトが138も確認されました。その中でも特に注目すべきは、トップ層と下位層の間で6倍以上の速度差が生じていることです。今や消費者はECサイトの表示速度に対して高い期待を持ち、業界大手と同程度のパフォーマンスでは満足できない時代となっています。
実際、LCPが1秒未満のサイトは、例外なくTTFB(Time To First Byte)が0.5秒未満という圧倒的な速さを誇っています。このことから、フロントエンドの最適化だけでなく、バックエンドの改善がカギとなることが証明されました。特に多くの企業が取り組んでいる画像圧縮やJavaScriptの遅延読み込みだけでは、表示速度の限界を突破できないことが浮き彫りになりました。
TTFBの重要性
調査結果から、TTFBの改善が表示速度全体に与える影響は非常に大きいとされます。具体的な改善策として、CDN(コンテンツ配信ネットワーク)の活用やバックエンドの見直しが促されています。これらの施策により、LCPを効果的に改善することが可能です。
さらに、詳細なランキングデータや、改善可能なサイトの特徴は当社のメディアで公開されているため、ECサイトの改善を考えている方は必見です。今後のウェブサイトパフォーマンス診断も無料で行っているため、興味のある方はぜひ申し込んでみてください。
会社紹介
株式会社ギャプライズは、2005年に設立され、日本市場への先進テクノロジーの導入支援を行っている企業です。最近では、Googleオプティマイズの終了を受け、ABテストツールやサイトスピード改善ソリューションの無償提供を拡充しています。私たちは市場でのデジタルマーケティングや顧客体験の最適化に対するニーズを満たし、企業の成長を支援しています。
エンタープライズIT市場は今後も急成長が見込まれ、SaaS市場も拡大する中、ギャプライズはテクノロジー企業との連携を活用し、新たな価値を創造し続けます。