株式会社クラウドポイントは、フジテック株式会社、株式会社センヨーミュージックマネジメントと共同で開発した「イマーシブ・エレベータ」が「デジタルサイネージアワード2024」のXR/エンターテインメント部門において、優秀賞を受賞したことを発表しました。
このイマーシブ・エレベータは、従来のエレベーターが持つ閉鎖的で怖いというイメージを払拭し、利用者が開放感を感じ、乗車体験を楽しめるように設計されています。
フジテック株式会社の研究施設内エレベーターに、1.95mmピッチのLEDビジョンが4面に設置され、オリジナルコンテンツが投影されます。このLEDビジョンは、小型のチップ型LED素子を使用することで、高解像度で鮮明な映像表示を実現しています。
オリジナルコンテンツは、没入感を高めるために細部までこだわって制作されており、扉面を鏡面仕上げにすることで360度映像の世界を演出しています。また、壁面に搭載された測域センサーが手の動きを感知し、映像が変化するインタラクティブな体験も提供しています。
このイマーシブ・エレベータは、映像と音楽、そしてセンサー技術を組み合わせることで、利用者に新しい空間体験を提供しています。デジタルサイネージアワードでの受賞は、この革新的な取り組みが評価された証と言えるでしょう。
クラウドポイントは、今後もデジタルサイネージを活用した空間演出の開発に取り組み、人々の生活空間をより豊かにすることを目指しています。