新規クレジットカード申し込みがスムーズに
イオンフィナンシャルサービス株式会社が、オンラインでの新規クレジットカード申し込みに際して、株式会社ポラリファイの「Polarify公的個人認証(JPKI)サービス」を導入しました。この新しい仕組みは、本人確認をオンラインで行うことができ、不正申し込みのリスクを大幅に軽減します。
なぜ「Polarify」なのか
イオンフィナンシャルサービスは、なりすましや不正申し込みを防止するために、よりシンプルで効果的な本人確認体制が必要であると認識していました。これらの課題を解決するために、ポラリファイのサービスが選ばれたのです。
「Polarify公的個人認証(JPKI)サービス」の特長
無駄を省いた本人確認
このサービスでは、利用者がスマートフォンを使用してマイナンバーカードを読み取ります。その後、署名用電子証明書のパスワードを入力することで、本人確認が完了します。この手法は、従来のように本人確認書類や顔写真の撮影が不要で、従って煩雑なステップを排除しています。
スムーズな手続き
新規クレジットカードの申し込み時、本人確認が完了すると、電子証明書に記録されている住所、氏名、生年月日、性別が申し込みフォームに自動で反映されます。これにより、より簡単でスムーズな手続きが実現するのです。
市場の変化と「Polarify eKYC」
ポラリファイは、2018年から「Polarify eKYC」という形でサービスを展開してきました。特に、コロナ禍の影響で非対面での手続きが増加する中で、オンライン業務の必要性が高まっています。この背景のもと、同サービスは顧客に多く選ばれるようになりました。2024年5月7日の時点で、累計利用ユーザー数は驚異の5,000万人を突破したとのことです。
安全性と信頼性
「Polarify eKYC」は、生体認証エンジンによる高精度な認証を実現しており、多くの導入事業者からの信頼を得ています。銀行や保険、証券といった業界だけでなく、最近ではペイメント事業やシェアリングサービスでも活用される場が増えています。
今後の展望
ポラリファイは、今後もオンライン手続きやログイン時の本人確認を効率化するため、生体認証や公的認証サービスを通じた新サービスの展開を目指しています。セキュリティとユーザビリティの両立を図り、安全なネット社会の実現に寄与することを目指しています。
企業情報
イオンフィナンシャルサービス株式会社は、東京都千代田区に本社を置く総合金融サービスを提供する企業です。また、株式会社ポラリファイは、生体情報を用いた認証サービスを展開し、東京都港区に本社があります。双方の企業は、新しい時代に適応した革新的なサービスを提供し続けています。