成蹊気象観測100周年記念講演会のご案内
成蹊学園(東京都武蔵野市)は、成蹊気象観測の100周年を祝う講演会を開催します。この記念すべきイベントは、1926年1月に始まった正式な気象観測から続く壮大な歴史を振り返る絶好の機会です。
講演会の概要
開催日時
2025年11月8日(土)14:00~16:00
場所
成蹊学園 本館 大講堂
東京都武蔵野市吉祥寺北町3-3-1
定員
500名(先着順、一般参加可能)
参加費用
無料
プログラム内容
「成蹊気象観測の100年」三上岳彦
「100年で見える気象と気候」森田正光氏
参加希望の方は、
こちらのリンクからお申し込みください。
講演者プロフィール
森田正光氏
気象予報士であり、株式会社ウェザーマップの創業者です。親しみやすいキャラクターと分かりやすい解説で人気を博し、テレビ出演やさまざまな講演活動を行っています。
三上岳彦
成蹊気象観測所の所長であり、東京都立大学の名誉教授です。専門分野は気候変動や都市気候であり、著作に『TIME 地球温暖化』などがあります。
成蹊気象観測の歴史
成蹊学園における気象観測の取り組みは、1925年に始まりました。旧制成蹊高等学校の教諭であった加藤藤吉の試験的観測からスタートし、1926年1月に正式な気象観測が始まりました。
1942年には東京管区気象台から甲種補助観測所として「吉祥寺観測所」に指定され、1976年まで観測業務を委託されていました。1959年には、正式な観測を受け継ぐ形で成蹊気象観測所が設立され、その後も絶え間なく気象観測が続いています。
近年では、アナログで記録された気象データのデジタル化が進められており、これにより過去の気象状況を科学的に分析する新たな取り組みも行われています。
おわりに
2026年1月には気象観測の正式開始から100年を迎える成蹊学園。これを機に、記念講演会の開催を通じて、気象に関する理解を深め、地域社会に貢献できるよう努める所存です。是非この機会に、気象観測の重要性やそのデータから導かれる地球の変化について学び、参加してみてはいかがでしょうか。