第1回未来をつくるこどもまんなかアワード表彰報告会をオンライン開催

未来をつくるこどもまんなかアワード受賞報告会

2023年の年末、全国こども福祉センターが「第一次未来をつくるこどもまんなかアワード」において内閣総理大臣表彰を受けることとなりました。この表彰は、特に今年から施行された「こども基本法」や新たに設立されたこども家庭庁の流れに添ったものとして位置づけられています。さらに、すべての子どもや若者が健やかに成長し、その権利が平等に保障され、幸福を追求する社会の実現を目指しています。

本報告会は、2023年12月29日（金）の19時から20時30分にオンラインで開催される予定です。参加者は全国どこからでもアクセス可能で、これまでの活動を振り返りながら、今後のこの取り組みのあり方について考える貴重な機会となるでしょう。

開催の背景

代表を務める荒井和樹氏は、元児童養護施設の指導員として、2012年に全国こども福祉センターを設立しました。このセンターは、子どもや若者が気軽に交流できる拠点を街の中に設け、これまでに延べ2万人以上に活動や交流の機会を提供してきました。荒井氏の理念は、子どもたちを「要支援対象者」ではなく「仲間」として迎えることです。こうした取り組みは、単なる施設にとどまらず、地域ぐるみの共同体自治の実践へとつながっています。

報告会の内容

報告会では、基調講演として「こどもまんなか社会実現に向けた共同体自治の実践」が行われます。さらに、こどもたちや運営者、関係者からのコメントも予定されており、参加者同士の意見交換の場も設けられています。多様な背景を持つ方々との交流を通じて、より包括的で支援に富んだ社会の形成を考える貴重な時間になることでしょう。

最後には、希望者向けの歓談タイムも設けられており、各自の感謝の気持ちを表すとともに、新しい仲間と次の年を迎える準備ができる機会となります。多忙な年末ではありますが、多くの方の参加を心よりお待ちしています。