愛媛県のハウスメーカーが目指す働きやすい環境の実現

愛媛県のハウスメーカー「コラボハウス」が提唱する働きやすい環境

愛媛県を拠点に、全国15地域で展開するハウスメーカー、株式会社コラボハウスが「ひめボス基本認証」を取得したことが話題になっています。この認証は、愛媛県が定めた制度に基づき、性別や職種にかかわらず、誰もが安心して働き続けられる環境が整っている事業所を認定するものです。

働きやすい職場を目指して

愛媛県では急速に進行する人口減少に対処するため、地域企業の責任として、働く人々が安心してキャリアを築ける職場環境の拡充が求められています。コラボハウスでは、社員が「デザイン性の高い、かっこいい家を丁寧に作ることがやりがい」と感じている声が多く寄せられていますが、それに加えて、「家庭や生活との両立」に対する不安も少なくありません。

このため、チームとして互いに支え合う文化を推進し、業務を進めています。また、相談や情報共有のしやすい雰囲気を意識的に作ることで、社員が気兼ねなく声を掛け合い、協力しながら働ける環境が整いつつあります。これによって、社員が安心して働ける基盤が築かれているのです。

地域社会への貢献

コラボハウスの代表取締役、松坂直樹氏は「ひめボス基本認証」を受けたことに対し、大変光栄に思うと述べています。企業理念である「すべては友人のために」に基づき、家づくりにとどまらず、社員の声にも真摯に向き合い続けています。このような環境を整えることで、社員が生活との両立を心配せずに情熱を発揮できるようになることが、今回の認証に繋がったと考えています。

愛媛県の人口減少は深刻な問題で、企業として働きやすい環境を整えることは、地域の未来にも直接関わる重要な取り組みです。こうした努力が地域全体の成長・発展につながると、松坂氏はしっかりと意識しています。

良い家をつくるために

社員がそれぞれの役割を果たしながら、自分らしく働ける環境の整備へとさらに歩みを進めているコラボハウス。デザイン性に優れ且つ、コストを抑えた家づくりを提供することで、多くの顧客から評価されています。特に、設計士と直接コミュニケーションを取りながら進める施工スタイルが、顧客の要望を実現する大きな強みとなっています。

松坂氏は「これからも、お客様にも社員にも“ここで良かった”と思ってもらえる企業を目指し、安心して働ける環境を整えることで、共に成長できる組織を築いていきたい」と、今後の展望を語ります。