HYBEオリジナルストーリー『黒の月: 月の祭壇』の快進撃
HYBEが手掛けるウェブトゥーン『黒の月: 月の祭壇』が2023年7月10日に再生回数2億回を突破しました。これは、グローバルに人気が高まっていることを示す重要な指標です。特に北米、スペイン語圏、フランス、ドイツ、インドネシアなど、さまざまな地域でAWEBトゥーンプラットフォーム内でも上位にランキングされるなど、幅広い支持を受けています。
このウェブトゥーンは2022年1月から連載を開始しており、英語、日本語、スペイン語など、10カ国語に翻訳されて、多くのファンに愛されています。その人気の背景には、作品の質の高さと、アーティストENHYPENとのコラボレーションが密接に関係しています。
グローバルな人気の証明
『黒の月: 月の祭壇』は、特にドイツで32週連続、スペイン語圏で10週連続で日曜ウェブトゥーンの1位を獲得するなど、各国でのヒットが顕著です。フランスでは60週、タイでは34週、インドネシアでは33週、北米では26週連続でTop 10に名を連ねており、各国でのジャンル別順位でも素晴らしいパフォーマンスを見せています。これは、作品のクオリティとストーリーの魅力が国境を越えて評価された結果と言えるでしょう。
『黒の月』の魅力とENHYPEN
『黒の月: 月の祭壇』はただのウェブコミック以上の存在です。HYBEが手掛けたオリジナルストーリーIPで、アーバンファンタジーとロマンスが交錯する物語は、七人のヴァンパイア少年と一人の少女の恋物語を描いています。ENHYPENもストーリーの重要な要素として参加しており、アルバムやミュージックビデオにもこのテーマを取り入れています。
デビューアルバムのタイトル曲「Given-Taken」では、ストーリーに関連するヴァンパイアのコンセプトが表現されており、2ndミニアルバム「Drunk-Dazed」では、作品の舞台であるデセリスアカデミーを意識した衣装でメンバーが登場するシーンもありました。また、シリーズ化されたアルバムを通じて、ストーリーとの関連性はさらに深まっています。
コラボレーションの幅が広がる
HYBEは『黒の月: 月の祭壇』をオフラインでも体験できるよう、様々なブランドとのコラボレーションを展開しています。2023年と2024年にはロッテワールドと提携したイベントを計画しており、ファンがテーマパークで作品の世界観を直接体験できる機会が提供される予定です。
さらに、2023年にはファッションブランドSPAOとのコラボアイテムも発売され、多くの話題を呼びました。そして、新たに韓国発の低糖アイスクリームブランド「ララスウィート」とコラボしたアイスクリームケーキが、2023年7月14日から限定販売予定です。
今後への期待
HYBEは『黒の月: 月の祭壇』の成功を受け、今後も質の高いストーリーを基に、異なるジャンルやメディアを超えた作品を提供し続けるとしています。2023年8月31日には新たな章として、『黒の月: ヴァンフィールドの子どもたち』第4章『サッドハッピーニューイヤー』の公開も控えています。
ファンからの支持があってこそ成り立つこの作品。これからの展開にも大いに期待できるでしょう。