不動産開発のデジタルシフト
近年、不動産業界はデジタル化が進み、効率的な事業運営が求められています。そんな中、つくるAI株式会社が開発した不動産開発支援プラットフォーム「デべNAVI」が新たに土地価格概算機能を追加しました。この機能により、不動産業者はますます効率的に物件検討を進めることが可能となります。
デべNAVIとは?
デべNAVIは、自社開発のボリュームチェックや相場調査をはじめ、デベロッパー目線での土地価格概算までワンストップで行えるサービスです。このプラットフォームでは、簡易ボリューム図の自動作成や、物件概要書の自動データ化、さらには周辺の成約事例を自動的に収集することができ、物件検討を大幅に効率化します。
特に東京23区においては、住所を入力するだけで最短3クリックでボリュームチェックが行える便利さが評価されています。リリースからわずか半年で、すでに100社以上の不動産業者が導入を進めているという実績は、その機能の有用性を物語っています。
新機能「土地価格概算機能」の概要
新しく追加された「土地価格概算機能」では、デベNAVIが出力するボリュームチェックの結果と、ユーザーが入力した収支条件(事業粗利率、賃料坪単価、利回りなど)をもとに、適正土地価格の概算を行うことができます。この機能は、多くのデベロッパーからの要望を受けて開発されました。
手作業や複雑な操作を不要にし、ボリュームチェックと連携することでスムーズに土地価格の概算を出せる設計となっています。これにより、不動産業者は初期段階から素早く土地価格を見極め、事業性の判断を行うことが可能です。
セミナーの開催
デべNAVIの新機能を知りたい方や、土地案件の売買を行う企業で業務改革やITツールの導入を検討している方に向けて、定期的にセミナーが開催されています。興味がある方はぜひ参加してみてください。詳細や参加申し込みについては、つくるAIの公式ウェブサイトが案内しています。
企業背景
つくるAI株式会社は、トグルホールディングスのグループ企業として、さまざまな業務システムやソフトウェアの開発を行っています。彼らのサービスは、不動産業者や建設業者にとって、事業のデジタル化を推進する大きな手助けとなるでしょう。今後4階建てのビルが立ち並ぶ都市の景観において、デジタル技術がどのように活用されていくのか、注目が集まります。