JAXAベンチャー天地人が「2024神戸水道展」で革新的技術を紹介

JAXAベンチャーの革新、天地人が2024神戸水道展に出展

2024年10月9日から11日まで、神戸国際展示場で開催される「2024神戸水道展」に、株式会社天地人が出展することを発表しました。この展示会は、日本水道工業団体連合会が主催する国内最大級の水道関連イベントで、全国の水道事業者や関連業者が一堂に会し、最新の技術や製品を紹介します。入場は無料ですが、事前の登録が必要です。

神戸水道展の概要

神戸水道展は、例年、日本水道協会が主宰する全国会議とともに行われます。展示会は、各社が持つ最新技術やサービスを全国の水道事業体や関係者に届け、その理解を深めることを目的としています。また、関係者同士の情報交換を通じて、水道事業の発展にも寄与しています。

今回の展示会には、150の企業や団体が出展する見込みで、会場は兵庫県神戸市中央区港島中町にある神戸国際展示場の1号館と3号館です。パビリオンは10月9日は9:30〜17:00、10月10日は9:00〜17:00、10月11日は9:00〜13:00の予定です。

天地人は、展示ブースNo. 26にて、画期的な水道管の漏水リスク管理業務システム「天地人コンパス宇宙水道局」を紹介します。このシステムは、さまざまな省庁から高い評価を受けており、特に「第7回インフラメンテナンス大賞」においては厚生労働大臣賞を受賞しています。

「天地人コンパス宇宙水道局」の特長

天地人コンパスは、人工衛星からのデータを活用し、約100メートル四方の範囲における漏水リスクを5段階で把握・管理できる革新的なクラウド型システムです。このシステムにより、漏水リスクが高い地域を直感的に把握でき、日常的にデータを登録することでAIによる管理が可能です。また、過去のデータをもとに漏水リスクを再評価し、精度向上を図ります。実証実験の結果、点検費用が最大65%削減され、調査期間も最大85%短縮できる可能性が示されています。

2022年度にセットアップし、すでに20以上の自治体と契約をし、サービスを提供しています。これまでの成功実績が、さらなる導入の後押しとなっています。