書けない日常、特別な場所「ETOWA KISARAZU」
大和ハウスグループの株式会社コスモスイニシアが運営するアウトドアリゾート『ETOWA KISARAZU』が、千葉県木更津市の旧富岡小学校を活用する形で展開しています。この施設は、自然に囲まれた懐かしい空間で、訪れる人々に心身のリフレッシュを提供しています。そして、ここで2025年11月1日に開催される「木更津ジビエフェス」は、ただのイベントに止まらず、地域の課題を共に解決し、持続可能な食文化を育む重要な試みです。
目指せ、持続可能な食文化と地域活性化
木更津市では、近年野生鳥獣による農作物被害が深刻化し、被害額はなんと約1,243万円にも達しています。この問題に立ち向かうため、地域で捕獲されたイノシシやシカの肉を「ジビエ」とし、その消費拡大を図る取り組みが進んでいます。『ETOWA KISARAZU』と木更津市の連携によるジビエフェスは、食文化の再生と地域の新たな魅力の発見を目的としています。
魅力満載のジビエフェス
「木更津ジビエフェス in ETOWA KISARAZU」では、まず入場が無料という嬉しい点があります。フェスは10:00から16:00まで、様々なプログラムが用意されています。地元の飲食店によるキッチンカーやマルシェが出店し、ジビエ肉の食べ比べが楽しめます。また、ジビエバーガーなどの創作料理や地元の地酒、クラフトビール、スイーツも揃い、食の楽しみを最大限に引き出します。
さらに、狩猟道具の展示やトークセッションも行われ、これらはジビエ文化をより深く理解し体験する絶好の機会です。また、子ども向けの自然体験として、謎解きイベントや自然素材を使った工作ワークショップもあり、ファミリーで楽しめる構成となっています。
自然と共生する生活の実践
このイベントは、ただの食の祭典にとどまらず、持続可能な未来を築くためのメッセージを発信する場でもあります。ジビエを通じて自然の恵みを実感することは、地域の食文化を次世代に伝えるだけでなく、参加者同士の交流を促進し、地域の結束を高める可能性があります。
アクセスと宿泊の選び方
『ETOWA KISARAZU』へのアクセスは、JR内房線「木更津」駅からタクシーで約25分、または東京湾アクアラインを利用して都心から車で約45分と便利です。イベント参加を計画する方には、アウトドアリゾートの宿泊プランもおすすめです。『ETOWA KISARAZU』では、小学校の懐かしさをテーマにした宿泊体験が用意されており、特別な思い出作りができること間違いなしです。
地域との絆を深める取り組み
木更津市と『ETOWA KISARAZU』は協力しながら地域活性化に向けた活動を展開してきました。公民連携事業を通じ、遊休化した公共施設を活用することで地域の魅力を再発見し、持続可能な観光資源を育てています。今後も、地域の方々と共に、観光や産業振興、ペットツーリズムなど多角的な視点で地域のさらなる発展を目指すとのことです。
このように『ETOWA KISARAZU』は、自然の中で心身ともに豊かになる体験を提供するだけでなく、地域の課題解決や持続可能な未来の創造に向けた活動の場ともなっています。これからの地域活性化に大きく寄与する「木更津ジビエフェス」、ぜひ足を運んでその目で体験してみてください。