高血圧とマタニティマークの連携
東京都に本社を構える一般社団法人テレメディーズは、妊娠中の高血圧対策を強化するため、マタニティマークとのタイアップを発表しました。この取り組みは、妊娠高血圧症候群の認知度向上を目指し、女性の健康管理をサポートすることを目的としています。
妊娠高血圧症候群の重要性
妊娠高血圧症候群は、妊娠中に血圧が上昇する状態を指し、母体と胎児に深刻な影響を及ぼす可能性があります。このリスクを軽減するためには、定期的な健康診断や家庭での血圧測定が推奨されています。特に高血圧を経験した女性は、出産後も高血圧が再発するリスクが高いとの報告もあります。これにより、妊娠中の体調管理の重要性が再認識されています。
テレメディーズは、長年にわたり高血圧に関する専門的なサービスを提供してきた実績を活かし、妊産婦のためにオンラインやIoTを通じた健康相談を行っています。特に、血圧の状態に敏感な妊婦にとって、アクセスしやすいサポートが求められています。
マタニティマークの役割
また、マタニティマークは妊婦が公共の場で配慮を受けやすくするための目印となります。このマークを身に付けることで、周囲の理解と支援が得られやすくなり、より快適な環境で妊娠生活を送ることができます。テレメディーズはこの理念に賛同し、より多くの妊婦に高血圧管理の重要性を伝える活動を展開しています。
今後の取り組み
今回の広告掲出は、都営三田線の1編成で実施され、2021年6月22日から1年間にわたり展開されます。鉄道会社とのコラボレーションを通じ、妊婦がアクセスしやすい情報を提供し、意識啓発活動を推進していく考えです。
テレメディーズは「テレメディーズ® BP」と名付けられたサービスにより、自宅や職場からオンラインで医師の診療を受けられ、降圧薬等の処方を受けることができます。これにより、高血圧や生活習慣病に対する理解を深めることが期待されています。
テレメディーズの概要
一般社団法人テレメディーズは、2018年に設立され、高血圧の日(国際高血圧デー)を記念して創業されました。東京都新宿区に事務所を構え、代表理事は谷田部淳一氏が務めています。主な事業内容はオンライン診療支援及びヘルスプロモーションであり、持続可能な社会の実現に向けた取り組みが進められています。
今後もテレメディーズは、脳卒中や循環器病を予防するための高血圧対策を一層強化し、多くの女性に良質な医療を提供することに注力していくことでしょう。
お問い合わせ
この件に関する詳細な情報は、テレメディーズの広報企画担当(真栄田)までご連絡ください。メールアドレス:
[email protected]、電話番号:03-6869-6938です。