吉本芸人のアート展
2012-09-07 20:04:26

吉本芸人たちが創り出すアートの未来を展示するエコ&アート展

東京都新宿区に位置するコニカミノルタプラザでは、2012年4月に創業100周年を迎えた吉本興業の芸人たちによる特別なアート展「これからの100年を考えるよしもと芸人エコ&アート展」が開催されています。この展覧会は、2012年9月27日までの期間限定で、ガイドラインに則った多様なアート作品を紹介し、環境問題や生活様式の変化に向けたメッセージを届けています。

本展のコンセプトは、「笑顔で・楽しく生活できる日本、そして世界に。」という未来への前向きな視点です。アートの才能を持つ芸人たちが集まり、環境への配慮や生活の変革について、様々なアプローチで表現しています。展覧会では、アートと笑いを融合させた独特の作品がラインナップされており、訪れた人々に新たな視点を提供しています。

特に目を引くのは、桂文枝さんによる「美しく青き道頓堀川」という作品です。道頓堀川に住むカメの視点で描かれたこの作品は、環境問題に対する深い考察を含んでおり、桂文枝さんの才能を感じさせます。この他にも、新作の色紙絵や襲名記念の扇、手拭などが展示されており、色彩豊かなアートの数々が来場者の目を楽しませています。

また、若手芸人たちのユニークな視点によるエコにテーマを絞った作品群も見逃せません。COWCOWのよしさんによるイラストや、オリエンタルラジオの中田敦彦さんのボールペン絵、西野亮廣さん、ネゴシックスさんのイラスト、さらには、もう中学生さんが手掛けたリサイクル紙のダンボールアート、そしておしどりケンさんによる廃材を使った針金アートなど、多様な表現が一堂に会しています。これらの作品は、日々の生活に潜む環境問題を風刺しつつ、観客に深く考えさせるメッセージを持っています。

さらに、展覧会と連動して行われるエコ落語寄席や針金アートを駆使したパフォーマンスショーも見逃せません。桂三四郎さんの落語とおしどりによるアートパフォーマンスは、その場でのインタラクションを通じて、環境問題への理解を深める機会を提供します。イベントは無料で参加できる上、定員は50名と限られていますので、早めの整理券配布が推奨されています。

コニカミノルタプラザは、アートと環境をテーマにした様々なイベントを展開し、今後も「革新はあなたのために」という理念のもと、社会、文化、芸術への貢献を目指します。来場者は芸人たちの独自の視点を通じて、笑いと共に新しい視野を広げることができるでしょう。

このアート展は、単なる展示にとどまらず、訪れたすべての人々に考えるきっかけと、未来への希望を与えてくれます。ぜひ、訪問してみてください。

会社情報

会社名
コニカミノルタ株式会社 コニカミノルタプラザ
住所
東京都新宿区新宿3-26-11新宿高野ビル4F
電話番号
03-3225-5001

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。