データ活用を革新するTROCCOの運用機能が進化 - DXを加速する新機能について

データ活用を駆動するTROCCOの新機能

株式会社primeNumberは、東京都品川区に本社を置くデータテクノロジーカンパニーで、8月20日よりクラウドETL「TROCCO」のワークフロー条件分岐機能を追加しました。さらに、9月4日には環境管理機能の提供を開始し、大規模データを活用する企業のDX推進を支援します。

新しい機能の背景

データ活用はシステム構築で完結するものではなく、継続的な用途改善が不可欠です。特に、大企業ではデータ量が膨大であり、効果的な活用戦略が求められています。こうした課題に対して、primeNumberは「TROCCO Enterprise Offering」としてエンタープライズ企業向けの多彩な支援ソリューションを展開しています。

テクノロジーの進化

ワークフロー条件分岐機能

新たに追加されたワークフロー条件分岐機能は、プロセスを動的に制御し、不定期なファイルの到着やエラー時の自動リカバリを可能にします。これにより、データパイプラインの運用が精緻化し、ビジネスニーズに合わせた柔軟な運用が実現されます。例えば、営業日のみ稼働や、特定の処理件数に応じた通知が可能になることで、企業のニーズに応じた運用体制を構築できます。

環境管理機能

環境管理機能は、安全なリリース管理とガバナンス強化を実現します。開発環境で検証した差分を安全に本番環境に反映できるため、手動による移行ミスが削減され、データパイプラインの信頼性が向上します。これにより、開発プロセスを円滑に進め、データ活用基盤の最適化を加速することができるのです。

TROCCOの基本機能

「TROCCO」とは、2,000以上の企業や団体に導入されているクラウドETLサービスです。データ転送や変換の機能に加え、ワークフロー管理や権限設定など、データ基盤の構築・運用に欠かせない機能を網羅しています。TROCCOを活用すれば、データエンジニアリングプロセスを自動化し、企業のデータ活用を力強く支援します。