新たな一歩を踏み出したSDGs活動
日本フレスコボール協会(JFBA)と株式会社ソーケンの協力が、さらなる進展を迎えました。このたびソーケンがSDGsプラチナスポンサーとしてJFBAと連携し、持続可能な開発目標「14:海の豊かさを守ろう」の実現に向けた活動を強化することが決定しました。
SDGsプラチナスポンサーへの昇格
株式会社ソーケンは、東京都中央区に本社を構える内装設計・施工会社であり、「任せて安心ソーケンさん」をモットーとしております。このプラチナスポンサー契約は、海洋環境の保全や地域の文化の復興に向けた取り組みを、JFBAとの連携を通じてさらなる推進を目指すものです。
このプロジェクトの始まりは、今年1月に発生した能登半島地震によるビーチの漂流物問題に起因しています。津波の影響を受けて清掃が必要な状況を目の当たりにしたソーケンとJFBAは、海辺で遊ぶ文化を復興し、地域コミュニティの創生に貢献したいと考えました。そこで、大会収益の一部を能登半島に寄付する取り組みを開始しました。
フレスコボールの魅力
フレスコボールは、1935年にブラジルのリオデジャネイロで発祥したビーチスポーツです。二人が協力してラリーを続けるこの競技は、競争ではなく思いやりを重視した「思いやりのスポーツ」として愛されています。競技時間は5分間、7メートルの距離を保ちながらダイナミックなプレーが展開されます。
日本フレスコボール協会は2013年に設立され、2025年までに47都道府県全てで地域クラブを設立することを目指しています。この活動を通じて、フレスコボールの魅力を広めると同時に、海の環境保護や地域活性化に寄与する姿勢を示しています。
ソーケン社長のメッセージ
株式会社ソーケンの代表取締役社長、有吉徳洋氏は「フレスコボール協会の活動を応援し、海のSDGsを身近に感じていただく機会を提供したい」と語っています。同社は、創業57年という年月を経て、地域社会への貢献を重視した企業活動を行っています。
51年にわたる経験を持っている同社は、困難な状況下でも小さな取り組みから大きな成果を生み出す力を信じています。例えば、野球の試合中に折れたバットを使って靴べらを制作し、その収益をNPOへ寄付するなどの活動を行っています。
今後の展望
今後「フレスコボールリクゼンタカタカップ2024」が開催され、その収益を通じてさらなる支援が期待されています。ソーケンは、持続可能な社会の実現に向けて貢献し、フレスコボールを通じて海を訪れる人々に笑顔と喜びを提供することに尽力していきます。地域への想いや、社会貢献を大事にしながら、これからも多くの人々と連携していくことでしょう。
このような取り組みの中で、ソーケンとJFBAは共に持続可能な未来を見据えながら、これからの環境づくりに貢献していく姿勢を示していくことが期待されています。これからも彼らの活動に注目し、支援を続けていきたいと思います。