住友生命がオープンイノベーション大賞を受賞
住友生命保険相互会社は、内閣府主催の「第7回日本オープンイノベーション大賞」において「スポーツ庁長官賞」を受賞しました。この賞は、日本国内でのイノベーション創出を目指す取り組みで、特にオープンイノベーションのモデルとなる事例や新しい価値を生み出す試みに対して表彰されるものです。
スポーツ庁長官賞の受賞内容
今年の受賞は、住友生命が2023年12月にグループに迎えた株式会社PREVENTとの共同プロジェクトに関するもので、生活習慣病の重症化予防と健康寿命を延ばす活動が評価されました。このプロジェクトは、鹿嶋市におけるMVMヘルスケア事業を中心に展開されており、両社の強みを結集したオープンイノベーションとして注目されています。
評価のポイント
受賞対象となった取り組みは、以下の評価ポイントがありました:
- - 生活習慣病の重症化予防から健康寿命延伸に至る事業展開が、社会的な課題解決に寄与するものであること。
- - 健康な人からフレイルを抱える方まで、幅広い健康状態の方々に対してワンストップでサービスを提供し、人々のウェルビーイングの向上に貢献する内容が評価された点。
MVMヘルスケア事業の成果
鹿嶋市におけるMVMヘルスケア事業の具体的な成果も報告されています。具体的には、参加者を対象とした3ヶ月間のプログラムにより、1日の平均歩数が約1,000歩増加し、BMIや血圧などの健康指標が改善したというデータが示されています。
受賞式の様子
受賞式は2月5日に行われ、住友生命の藤本宏樹常務執行役員が出席しました。また、PREVENTの亀山高穂取締役事業推進本部長も同席し、意義深いセレモニーとなりました。
健康増進の新しい風
住友生命は、Vitality健康プログラムを中核に据えた「WaaS(Well-being as a Service)」の提供を行っています。このプログラムを通じて、生活習慣病の重症化予防に取り組んでおり、今後はPREVENTとの連携をさらに深め、健康寿命の延長や高齢化社会における生活の質の向上を図っていく責任を果たす考えです。
まとめ
住友生命の受賞は、健康に関する新たな価値を生み出すイノベーションの重要性を示しています。今後もこのような取り組みが社会に良い影響を及ぼすことが期待されています。