株式会社TimeTree、シリーズFラウンドを完了し約32億円を調達
株式会社TimeTree(以下TimeTree)は、韓国の通信大手SK Telecomをリード投資家とするシリーズFラウンドの最終クローズを完了し、約32億円の資金を調達しました。この資金調達により、TimeTreeはさらなる成長を見据えた戦略を加速することが可能となります。
資金調達の詳細
今回のファイナンスは大きく2つの側面から成り立っています。一つは第三者割当増資により約16億円を調達し、もう一つは既存株主による株式譲渡(セカンダリー取引)が行われ、合計で約32億円に達しました。SK Telecomがリード投資家として参加しており、これによりTimeTreeはAI技術を活かした機能開発を加速する一方で、海外展開の基盤を強化することを目指しています。
AI技術の活用と海外展開
TimeTreeは、約6700万人のユーザーと、登録された130億件以上の予定データというユニークなビジネス資産を活用しています。これを背景に、実際の広告事業やデータコラボレーションの構築を視野に入れた企業戦略を展開しています。特に海外市場への進出はTimeTreeにとって重要なテーマであり、2025年1月には初の海外拠点としてTimeTree Koreaの設立を計画しています。
SK Telecomとの戦略的提携は、AI技術を駆使した新しい価値創造を展開する基盤となり、韓国市場での事業基盤をさらに強化することが期待されています。TimeTreeは、AIを活用してより便利な予定管理機能を提供し、ユーザーが豊かな時間を築く手助けをすることを目指しています。
今後の展望
今回調達した資金は以下の用途に活用される予定です:
- - AI技術を用いた新機能の開発
- - 国内および韓国でのマーケティング活動
- - 人材の採用と組織の強化
これらの施策を通じて、TimeTreeは現代社会の求める情報整理・予定管理のニーズに応えていくとともに、ユーザー一人ひとりの行動選択を支援し、より豊かな生活をサポートしていく方針です。
TimeTreeの概要
- - 会社名:株式会社TimeTree
- - 所在地:東京都新宿区西新宿六丁目18番1号住友不動産新宿セントラルパークタワー18階
- - 代表者:代表取締役社長 深川泰斗
- - 設立:2014年9月
- - URL:TimeTree公式サイト
- - 事業内容:カレンダーシェアアプリ「TimeTree」の開発・運営
TimeTreeは、今後も革新と成長を追求し、ユーザーとのより良い関係を築くための施策を続けていきます。