八木建設が環境への取り組みを強化！新たな炭素貯留量を発表し持続可能な未来を目指す

八木建設が目指す環境への挑戦

創業70周年を迎える八木建設株式会社（埼玉県本庄市）は、その記念すべきタイミングに環境への取り組みを改めて強調しました。特に、木造非住宅化を進めることで、過去5年にわたり合計2,773トンのCO₂が削減されたことを発表しました。

環境への深いコミットメント

この成果は、環境省のデータを基に、年間で1世帯あたり約2.88トンのCO₂が排出される計算から導かれています。つまり、八木建設の取り組みは、約1,386世帯分のエアコン使用に相当する削減効果があるということです。これは、木材の使用が森林から吸収された炭素を貯蔵し、カーボンニュートラルへの重要な一歩を意味しています。

建設業界の現状

建設業界は、気候変動や資材高騰、さらには人材確保など多くの課題を抱えています。八木建設も例外ではありませんが、地域に密着した企業として、これらの課題に対処する取り組みを続けています。特に、木造非住宅の活用は、環境への配慮と地域貢献を両立させる重要な政策として位置付けています。

木造非住宅への道

2009年に行ったいずみ保育所の施工がきっかけで、八木建設は木造非住宅の可能性に目を向けるようになりました。その後も、木材の活用を深化させ、2018年にはコンクリート造の本社社屋を木造に改築しました。このような取り組みは、埼玉県の「木づかい認証制度」にも認められ、現在では省エネ建築の提案にも力を入れています。

70周年の象徴的な改革

70周年を機に、八木建設は新しいロゴの導入や社員の声を反映したユニフォームを採用することで、企業理念を可視化し、社内外へのメッセージを強化しています。これらの改革は、単に外見を変えるだけでなく、新たな企業文化を築くための活動でもあります。

未来へつながる展望

今後、八木建設は木造に限らず、環境配慮型の建築全般で信頼される存在を目指しています。省エネや断熱に配慮した大型物件にも力を入れ、地域経済への貢献も追求します。また、次世代の人材育成や教育機関との連携にも注力し、持続可能なまちづくりに向けた取り組みを加速していきます。

代表者からのメッセージ

八木建設の代表取締役社長、八木雅之さんは、「環境への取り組みが社内に根づいてきていると実感しています。新しいロゴやユニフォームには、社員の思いや未来への姿勢を込めています。私たちの次のステップは、環境に優しい建築提案の推進です。」と長期的な視点でのビジョンを語っています。八木建設は、地域貢献と環境育成を両立させる企業として、さらなる発展を目指しています。