新ICTサービス登場
2025-12-19 11:31:13

保育・教育・療育施設向け新ICTサービス『KatagrMaエンゲージ』登場

保育業界の新たな解決策『KatagrMaエンゲージ』



2023年12月18日、株式会社カタグルマは保育・教育・療育施設向けの新しい人員配置ICT『KatagrMaエンゲージ』の正式リリースを発表しました。これは、現在深刻な人材不足に悩む保育業界の現状に対応するための画期的なシステムです。

1. 現状の問題点



保育士の求人倍率は平均を大きく上回る3.7倍に達し、慢性的な人材不足が続いています。この状況に加え、女性職員の多い業界特性から、産休や育休、精神的な問題に起因する離職も少なくありません。また、法令遵守と経営効率の観点から、配置基準の複雑性が増しており、どの園にどの職員を配置するかの判断が非常に難しくなっています。多くの法人はExcelや紙での管理を余儀なくされ、非効率な作業が業務負担を増加させているのが現状です。

2. KatagrMaエンゲージの特長



『KatagrMaエンゲージ』は、これらの課題に立ち向かうために開発されたシステムで、大きく分けて以下の三つの特長を持っています。

2.1 職員の意向を重視



職員の勤務継続や退職、異動希望などの意向を調査し、面談記録をシステム上で一元管理します。この情報を基にして、配置検討を行うことで、判断に必要なデータを整理しやすくなります。職員が望む配置を実現することが、職場の満足度向上にも寄与します。

2.2 法的要件を自動チェック



配置案が法定基準や加配加算の要件を満たしているかをシステムが自動で判定します。これにより、複雑なチェック作業を効率化し、抜け漏れを防ぐことができます。これまで手作業で行っていた確認作業をデジタル化することで、管理者の負担軽減にもつながります。

2.3 複数園の配置比較が簡単に



職員をドラッグ&ドロップで移動させることができるインターフェースを持ち、複数の園やクラス間での配置案を直感的に比較することが可能です。この機能により、通勤時間の変化を考慮した上での配置計画ができるため、職員への配慮も行き届きます。

3. 人財育成・人事評価との連携



『KatagrMaエンゲージ』は、同社の既存サービス『KatagrMa人財育成』や『KatagrMa人事評価』と連携して使用することで、その効果を最大限に引き出します。育成・評価の情報を反映させた配置検討が可能となり、職員の適正配置を実現します。これにより、法人全体の人材活用の精度が向上し、ミスマッチゼロの理想的な組織づくりをサポートします。

4. 代表者の思い



株式会社カタグルマの代表取締役、大嶽広展氏は、「保育業界はかつてない人材難に直面しており、現在の管理方法では限界を迎えています」とコメントしています。『KatagrMaエンゲージ』を活用することで、効率的で公正な職員配置が可能になり、経営者や園長の負担を軽減し、安定した保育環境を提供できるとの期待を込めています。この新システムが保育経営の未来を切り拓くことを願っています。

5. 会社情報



株式会社カタグルマは、東京都千代田区に本社を置く保育・教育関連業界向けのSaaSサービスを企画、開発、販売する企業です。従業員数は29名、資本金は3500万円。デジタル化の波に乗り、今後の業務改善に貢献していく所存です。詳細は公式サイトをご覧ください。


画像1

画像2

会社情報

会社名
株式会社カタグルマ
住所
東京都千代田区神田岩本町4番地9トゥルム神田4階
電話番号
080-1023-5691

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。