ジュピターテクノロジー、FrameFlowを新たにリリース
ジュピターテクノロジー株式会社は、これまでの監視ソリューションに新たな選択肢を加えました。FrameFlowはネットワーク・サーバー・クラウドの監視に特化したソフトウェアで、シンプルな設計ながら高機能を兼ね備えています。この製品が追加されたことにより、ジュピターテクノロジーは、PaesslerのPRTG、Checkmk、SolarWinds Observability Self-Hostedに続く4つ目のNMS(ネットワーク管理システム)製品のラインアップを持つことになりました。
FrameFlowの特徴
FrameFlowは、手軽にインストールできる点が大きな魅力。一台のWindowsサーバーがあれば、すぐに利用を開始できるため、初めてIT監視を導入する企業やコストを重視する小規模・中規模企業に最適です。また、ライセンスの選択肢も豊富で、年単位のサブスクリプションライセンスや、更新を含む複数年契約も可能なパーペチュアルライセンスを用意。これにより、企業は自らのニーズに応じて最適なライセンス形態を選ぶことができるのです。
シンプルな操作性
FrameFlowは、100種類以上のイベントモニターが標準装備されているため、専門的な知識が無くても簡単に設定が可能です。また、エージェントレス監視を実現しており、SNMP、WMI、SSHなどを利用して追加ソフトウェア無しでネットワークやサーバーの監視が行えます。直観的な管理インターフェースによって、初見のユーザーでも安心して操作できる設計になっています。
主要機能
FrameFlowの主要機能には以下のようなものがあります:
- - ネットワーク監視:pingを用いた死活監視やSNMPによるデータ収集が可能。
- - サーバー監視:Windowsイベントログや特定のディレクトリ、ファイルの監視をサポート。
- - クラウド監視:Microsoft 365、Azure、AWSといった主要なクラウドサービスのイベントも監視。
- - 可用性の確保:フェールオーバー設定が可能で、複数のサイトを監視するサポートも行っています。
利用シーン
具体的な活用例としては、以下のようなシナリオが考えられます:
- - Ping応答やSNMPを使用してネットワーク機器の稼働状況を確認。
- - CPU、メモリ、ディスク使用率を定期的にチェック。
- - イベントログやSyslogからサーバーの異常を検知。
- - 特定スクリプトの結果を定期的にチェックする。
- - 環境モニタリングを行い、不具合発生時にはメールやSlack、Teamsで通知を受け取ることが可能です。
販売価格
FrameFlowの価格は以下の通りです(税別、初年度保守費用含む):
- - パーペチュアルライセンスでの価格は、25ノードで¥576,000、50ノードで¥1,067,900、100ノードで¥1,819,300。
- - サブスクリプションライセンスは、25ノードが¥239,300、50ノードが¥398,800、100ノードが¥676,300。
製品評価版の提供
また、FrameFlowには1カ月間試用可能な評価版も用意されています。興味がある方はぜひ問い合わせてみてください。
会社情報
ジュピターテクノロジーは、2001年の創業以来、ネットワーク管理やセキュリティ製品に注力し、日本国内でのローカライズやマニュアル翻訳も行っています。多くの優れた海外製品を国内の顧客に提供し続けている企業です。
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