2024年11月1日、Animoca Brands Japanが新たなNFTコレクション「化身の花殿」を発売します。このコレクションは、日本のアニメ界で名高い東映アニメーションとクリエイティブなソリューションを提供するStrataと共同で制作された「電殿神伝-DenDekaDen-」というIPプロジェクトに基づいています。
この「化身の花殿」は、100個のNFTが販売され、価格は0.0777 ETH。購入はSORAH by Animoca Brands Japanを通じて可能です。各NFTは、手描きアニメーションのプロセスを反映した10,000枚のアート作品から成り立っています。これには絵コンテ、キャラクターデザイン、原画、レイアウト、動画制作、そして仕上げや背景に至るまでのアートが含まれています。これにより、購入者はアニメーションの制作過程をデジタルアートとして楽しむことができるのです。
「電殿神伝」は、京都を背景に日本の伝統や神話をブロックチェーンの世界に融合させており、現代の神話をグローバルなコミュニティとともに創造しています。このプロジェクトは、海外ユーザーをターゲットにした日本の文化発信ともなり得ます。
さらに、SORAH by Animoca Brands Japanのプラットフォームでは、クレジットカードや暗号資産での決済が可能なほか、NFTの販売スタイルも自由度が高く設定されています。抽選販売や先着順販売、優先購入権を利用した販売など、さまざまな方法で新規ユーザーも参加しやすくなっています。
Animoca Brands Japanは、2021年に設立された企業で、日本の知的財産やコンテンツの世界展開を目的に活動しています。同社が展開するSORAHは、EthereumやPolygonといったチェーンに対応しており、ウォレットとしてはMetamaskとWalletConnectが利用可能です。
Web3の文脈で日本のアニメ文化がどのように展開していくのか、今後も注目が集まります。「化身の花殿」は、日本のアニメ制作の技術とブロックチェーン技術が結びついた新たな試みとして、ファンやクリエイターから強い支持を得ることでしょう。NFTの購入は、サービスの利用規約に従って行われ、米国や英国などの特定地域に住む方々は利用できないため注意が必要です。