愛知県ICT活用課題解決支援事業に採択されたデジタル・ナレッジの取り組み
株式会社デジタル・ナレッジ(以下、デジタル・ナレッジ)は、愛知県が取り組むICT活用課題解決支援事業「AICHI X TECH」において、学習管理システムの導入提案を行い、実証実験を行う企業に選ばれました。このプロジェクトは、県立単位制高校の生徒の学習環境を向上させることを目指しています。
AICHI X TECHとは
AICHI X TECHは、愛知県と企業間の連携によって、県が抱えるさまざまな行政課題をICTを通じて解決するための事業です。企業の自由な発想や知見を取り入れ、協働でプロジェクトを進めていくスタイルで実施されており、今年度は10件の課題が提示されています。
デジタル・ナレッジが選んだ課題は、「県立の単位制高校に学習管理システムを導入して、生徒の学習環境と教員の業務効率を向上させたい!」というもの。このテーマに取り組むため、自社開発した学習管理システム「KnowledgeDeliver」を用いることに決定しました。
学習管理システム「KnowledgeDeliver」
「KnowledgeDeliver」は、教材作成から学習、運用管理まで一元管理できるシステムです。マルチデバイスに対応しており、生徒がどこでも学習できる環境を提供します。効率的な学習の実現に向け、デジタル・ナレッジはこのシステムを活用し、学校の運営や教育の質向上を図ります。
実証実験の概要
本プロジェクトでは、以下の内容が実証実験の基盤として設計されています。
- - 名前: 愛知県ICT活用課題解決支援事業「AICHI X TECH」
- - テーマ名: 県立の単位制高校に学習管理システムを導入して、生徒の学習環境と教員の業務効率を向上させたい!
- - 内容: 生徒の単位修得状況や課題提出の管理を一元化し、学習意欲を高める環境を整えます。また、教員の業務負担を軽減するための働き方改革にも貢献します。
実証内容としては、ラーニング・マネジメント・システム(LMS)を導入し、課題提出や出席状況の管理をオンラインで効率的に行えるかどうかを検証します。このシステムは、生徒の学習状況を一元的に把握するためのものであり、教育の質を向上させるための鍵となります。
実証実験は2025年1月まで行われ、その成果を報告する予定です。このプロジェクトによって、愛知県の行政が進めるデジタル化に対する取り組みが加速することが期待されています。
株式会社デジタル・ナレッジの使命
デジタル・ナレッジは、教育機関や研修部門が持つ「知識」を効果的に流通させ、受講者に提供することで、より良い知識社会の実現に貢献することを目指しています。私たちはeラーニング専門のソリューションベンダーとして、ITを活用した教育の向上を実現します。今後も教育の質を向上させるための取り組みを続け、教育機関との協力を通じて“学びの架け橋”としての役割を果たしていく所存です。
結論
デジタル・ナレッジが挑むこの実証実験は、愛知県の教育環境を大きく変える可能性を秘めています。ICTを駆使した新たな教育モデルが誕生することが期待されており、今後の進展に注目です。