飯田OIDE長姫高等学校での特別授業が観光ビジネスを考えるきっかけに

飯田OIDE長姫高等学校での特別授業

2024年12月13日、長野県の飯田OIDE長姫高等学校にて、株式会社Mirai Resortによる特別授業「ホテルはなやに学ぶ、グローバル経済」と「ホテルはなやに学ぶ、観光ビジネス」が実施されました。この授業は同校のグローバル経済専攻および観光ビジネス専攻の学生を対象に、観光業界で実際に働く若手社員が「働く」というテーマについて語る特別企画となっています。

なぜ特別授業が必要なのか

観光業は地域活性化の重要な要素となっており、特に若い世代にとって有望なキャリアの選択肢となっています。しかし、観光業界に対する理解は依然として低く、学生たちは自分自身のキャリアプランを具体的にイメージしにくいのが現状です。この特別授業は、そのような課題を解決するために、現場で活躍する若手社員のリアルな声を届け、学生たちが将来のキャリアを実現するためのヒントを与えることを目的としています。

特別授業の内容

授業は、Mirai Resortの取締役副社長三倉信人氏、役員秘書若林千紘氏、「ホテルはなや」のリーダー髙橋拓真氏、仲居の髙見澤花氏らが講師を務めました。

授業は2つのセッションに分かれており、

- 「ホテルはなや」に学ぶ、グローバル経済（9:00〜9:50）
- 「ホテルはなや」に学ぶ、観光ビジネス（11:00〜11:50）

という内容で行われました。特に「観光ビジネス」の授業では、参加した学生たちは以下の6つのテーマについて、実際に旅館で働く若手スタッフから体験談を聞くことができました。

- 今の仕事を始めたきっかけ
- 学生時代、キャリアについてどう考えていたか
- 普段どんな人と仕事をしているか
- 仕事の大変さとやりがい
- プライベートの過ごし方
- あなたにとって「働く」とは？

学生たちの反響

授業を受けた学生たちからは、「将来観光系の職業、ホテルに就職したいと考えているので、とてもためになった」との声や、自分自身のライフプランを改めて考える貴重な機会になったといった感想が寄せられました。また、授業の実践や問いかけが楽しく、意欲的に参加できたとの意見もありました。

Mirai Resortの展望

株式会社Mirai Resortは、地方創生を使命とし、地域資源の魅力を最大限に引き出す取り組みを推進しています。学校や地域住民との連携を強化し、観光業の振興、地域経済の活性化に貢献することを目指しています。また、人材不足という問題にも取り組み、教育を通じて観光業を持続可能な産業へと発展させる考えです。