Salesforce Foundations
2024-09-10 15:06:15

Salesforceが新たに「Salesforce Foundations」を発表、UIを刷新し多機能を無償提供

Salesforceが発表した新機能「Salesforce Foundations」



米国のSalesforceが、CRMプラットフォーム「Salesforce Foundations」を発表しました。この新しいサービスは、特にSales CloudやService Cloudを利用する企業に向けて設計されており、ユーザーが追加費用なしで新機能を利用できるのが特徴です。

ホーム画面の刷新とUIの進化


新しい「Salesforce Foundations」は、全体的なユーザーインターフェースを刷新し、ユーザーが直感的に操作できるように設計されています。これにより、営業チームやサービス部門が効率良く業務を遂行できるようになるだけでなく、マーケティング活動にも大いに役立つことでしょう。

追加機能の概要


このアップグレードには、商談管理やケース管理、ターゲットを絞ったメールキャンペーン、決済リンクの生成など、かつては別々に利用していた機能が統合されています。これにより、企業は顧客とのインタラクションを一元的に管理し、シームレスな顧客体験を確保することが可能になります。

利用者は、データ統合の手間なく、営業、サービス、マーケティング、コマースのデータをより簡単にアクセスでき、実用的なインサイトを得ることができます。具体的には、マーケティングチームが既存顧客に向けたキャンペーンを作成する際に、即座に営業チームからのフィードバックを受けることができるのです。

顧客の期待に応える


顧客が一貫性のある体験を期待している中、「Salesforce Foundations」は、そのニーズに応えます。調査によると、79%の顧客が部門間での一貫したやり取りを求めているものの、55%は「まるで異なる組織とやり取りしている」と感じているそうです。この新機能により、各部門の情報が統合され、顧客との信頼関係を築きやすくなります。

主要パートナーとの連携


Salesforce Foundationsの導入により、DocusignやZoomInfoなど、25社以上のパートナーが提供する機能と連携できることも大きな特徴です。これらのサービスを無料で試すことができ、新たなビジネス機会を開く手助けとなるでしょう。

パーソナライズ機能の充実


Data Cloudにより、異なるシステムからのデータを統合し、AIを活用した行動インサイトを提供します。マーケティング担当者は過去のデータを追跡し、一層ターゲットを絞ったセグメンテーションやキャンペーンを展開できるようになります。これまでアクセスできなかった情報も活用し、サービスの質を向上させることが期待されます。

業務を加速する新UI


更新されたホームページは、ユーザーの重要なタスクを一目で確認できるようになっています。カスタマイズ可能なホームカードを利用すれば、未解決の問い合わせや商談状況を容易に把握することができ、業務を効率化します。

AppExchangeの活用


「Salesforce Foundations」では、AppExchangeから何千ものアプリケーションと統合可能なトライアルを利用することができます。これにより、ドキュメント作成や営業ツールの導入が迅速に行えるようになり、業務の生産性を向上させる助けになります。

Salesforceのコメント


Salesforceのデビッド・シュマイヤーは、「この基盤により、さまざまな業種のお客様が、単一のプラットフォーム上で一貫した顧客データを利用できる」と述べています。これにより、フロントオフィス全体の業務を自動化し、リアルタイムでパーソナライズされた顧客体験を提供できるとのことです。

提供時期


「Salesforce Foundations」は、Sales CloudまたはService CloudのEnterprise Editionで利用可能ですが、マーケティング機能の一部は日本での提供時期が未定です。具体的な導入状況については、公式サイトを参照してください。地元企業にとっての選択肢が広がるこの新機能に期待がかかります。


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会社情報

会社名
株式会社セールスフォース・ジャパン
住所
東京都千代田区丸の内1-1-3  日本生命丸の内ガーデンタワー(Salesforce Tower)
電話番号
0120-733-257

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