国際女性デーとピープルツリーのミモザアイテム
3月8日は「国際女性デー」、別名「ミモザの日」です。この日を祝う形で、フェアトレードの専門ブランド、ピープルツリーが2024年春夏コレクションとして新たに「ミモザ」アイテムを発表しました。これらのアイテムは、手仕事によって織られ、デザインされています。フェアトレードを通じて、社会での女性の地位向上を支援する取り組みが盛り込まれています。
フェアトレードとは?
フェアトレードは貧困や環境問題を解決するためのビジネスモデルです。この仕組みでは、経済的・社会的に弱い立場にいる人々を支え、特に自立を目指す女性たちに収入の機会を提供します。現実として、世界フェアトレード連盟(WFTO)の加盟団体に所属する約96万人の生産者のうち、女性が74%を占めており、団体のリーダーでも半数以上が女性です。
ミモザアイテムのラインナップ
ピープルツリーが発表したミモザアイテムには、以下のような魅力的な商品が揃っています:
- - 手織りコットンハンドペイントストール:税込8,250円
- - 手刺繍ピアスミモザ:税込1,980円
- - 手刺繍ブローチミモザ:税込1,980円
- - 手刺繍バッグミモザ:税込7,920円
- - 手刺繍サコッシュミモザ:税込4,620円
- - 手刺繍ポーチミモザ:税込2,200円
これらの商品は、ピープルツリーが誇るフェアトレードの精神にのっとり、手作業による丁寧な製作がなされています。
フェアトレードの意義
ピープルツリーの活動は生産だけにとどまらず、作り手たちの経済的自立をサポートし、彼らの家族やコミュニティに対する健康や教育支援も行っています。さらに、環境に配慮した生産方法を取り入れ、地域の生活の質も向上させています。フェアトレードの商品を購入することは、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献する具体的なアクションとも言えます。
生産者の紹介
サシャ/インド
インドの西ベンガル州コルカタに拠点を置くサシャは、社会的に弱い立場にいるコミュニティの支援を行っています。ここでは、夫妻や家族が手を取り合い、伝統的な手工業製品の生産を支援しています。100以上の生産者グループと連携し、技術やビジネスのスキルに関する教育を行い、自立を促進しています。
タラ・プロジェクト/インド
タラ・プロジェクトは、カースト制度による差別の解消を目指して設立されました。小規模の生産者グループが連携し、技術向上の訓練を提供し、地域の人々に仕事の機会を創出しています。雇用の場を拡大し、経済的な自立を実現することで、児童労働を減少させることを目指しています。
サイドプール・エンタープライズ/バングラデシュ
1970年代に設立されたサイドプールは、独立戦争で故郷を失った難民を支援することを目的として行動しています。バングラデシュの特殊な素材を使用した製品を通じて、地域の女性たちが安定した収入を得られるようサポートしています。
ピープルツリーのこだわり
ピープルツリーは、フェアトレードの哲学をもとにした製品作りを行っています。オーガニック素材や再生可能な原料を使用し、環境への負荷を最小限に抑えつつ、持続可能な生産を支援しています。また、道具や機器を必要としない手仕事を活かし、現地の文化や伝統を尊重した製品開発を行っています。
取扱い店舗
会社概要
- - 商号:フェアトレードカンパニー株式会社
- - 所在地:東京都世田谷区奥沢5-1-16-3F
- - 設立:1995年1月
- - URL:公式サイト
ピープルツリーは、国際女性デーの意義を改めて考えさせられる機会を提供する重要なブランドであり、その活動を通じて私たち一人ひとりができることを考えさせてくれます。新しいミモザアイテムを手に取り、自身の生活を豊かにしながら、より良い社会を築くための一歩としましょう。