アルテリアが進める日韓間国際光海底ケーブル「JAKO」プロジェクトの全貌

アルテリアの新たな挑戦

アルテリア・ネットワークス株式会社は、東京本社を拠点とし、国際通信網の高度化を目指して新たなプロジェクトに取り組んでいます。その名は「JAKO（Japan–Korea）」。この国際光海底ケーブルプロジェクトは、日本と韓国をつなぐ海底ケーブルの敷設を目的としており、AIやクラウドサービスの普及に伴い増加する国際データトラフィックに対応するための重要なステップとなります。

JAKOプロジェクトの背景と目的

JAKOプロジェクトは、アルテリア、Microsoft、Amazon Web Services (AWS)、そして韓国のDreamlineが共同で推進しています。このプロジェクトは、福岡と釜山を結ぶ光ファイバーケーブルの敷設を計画しており、2027年第3四半期の運用開始を見込んでいます。これにより、日韓間の通信がさらに円滑になり、デジタルインフラが強化されることが期待されています。また、これによりデータトラフィックの大幅な増加に適応できる体制が整います。

アルテリアの役割

このプロジェクトにおいて、アルテリアは日本側の陸揚げ地点の手配を担当します。具体的には、福岡での陸揚手配を行い、国際回線を必要とする顧客に対して、高速かつ低遅延の専用線サービス「ダイナイーサ」を提供します。これにより、福岡から大阪、東京をはじめとする主要都市への接続が容易になり、徒歩数日での短納期でのサービス提供が可能になります。

中期経営計画「NEXT2030」への寄与

今回のJAKOプロジェクトは、アルテリアにとって新しい挑戦であり、新中期経営計画「NEXT2030」の重要な要素と位置付けられています。国際通信と国内ネットワークをシームレスに結びつけることで、顧客の多様なニーズに応える通信サービスを実現することが目指されています。特に、デジタルインフラが集積する東京圏と大阪圏からの国際海底ケーブルの分散立地を推進する意義もあります。

さらなる未来へ

アルテリアは今後も、グローバルパートナーとの連携のもと、次世代通信インフラの発展に貢献していく姿勢を示しています。持続可能な世界の実現に向けて、独自に構築したネットワークを活用し、新たな価値を創出することが期待されます。

企業概要

アルテリア・ネットワークスは1997年に創業し、法人向けにオーダーメイドのネットワーク環境を構築するネットワークサービス、専有型の安定したインターネットサービスを提供しています。マンション向けにおいても国内シェアNo.1を誇り、今後も多様なニーズに応える高品質なサービスを展開していくことでしょう。詳細は公式サイトをご覧ください。

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