医療サービスの革新
2020-09-03 08:00:01

Mediiが医療の地域格差を解消する新たなサービスを発表!ICCサミットでの成功

Mediiの新たなアプローチ



日本の地域医療における専門医の偏在という大きな課題に取り組む株式会社Mediiが、注目のスタートアップピッチイベント「ICCサミット スタートアップ・カタパルト」で見事に優勝しました。このカタパルトは、全国から集まった14社が約7分間のプレゼンテーションを行い、審査員24名による投票で最優秀スタートアップを選出するというもので、Mediiは初出場での快挙を成し遂げました。

Mediiの代表取締役、山田裕揮氏は、自身の医師としての経験や、難病患者としての実体験を基にしたサービス「E-コンサル」について熱意をもって語りました。E-コンサルは、地域の医療現場で専門医の知見をシェアするサービスです。このサービスは、専門医が不足する地域に必要な情報を提供し、医療資源を最大限に活用することを目的としています。

E-コンサルの概要



E-コンサルは、専門医の地域格差を解消するための病院向けシェアリングサービスであり、リウマチ膠原病医や感染症内科医など、国内の数少ない専門医を活用することにより、教育支援や福利厚生の改善を実現します。特に、免疫疾患や感染症などの専門分野における医師不足を緩和するため、遠方から専門医の知見を得ることができる仕組みです。

現在、Mediiは400床規模の病院から地方の診療所まで幅広くサービスを展開しており、多くの医療機関がこのシステムを導入しています。利用者からは「病院の収益が向上し、患者負担が軽減された」との声が寄せられています。

山田裕揮氏の思い



山田氏は、「この大会での優勝が、地域医療の未来を形作る一助になればと考えています。私自身の経験から、専門医の存在がどれほど重要かを知っています。これからも、E-コンサルを通じて地域医療の現場を支え続けていきたい」と話しています。

今後の展望



MediiのE-コンサルは、AIとの連携も模索しており、医師が一人しかいない病院でも多様な専門性をカバーできる環境を整えています。また、現在は無料トライアルも実施し、医師たちにこのサービスの利便性を広めています。地域医療の発展に向けた新たな一歩として、今後ますます注目が集まることでしょう。

ICCサミットとは



「ICCサミット」は、日本最大級の経営カンファレンスで、毎年多くの経営者やリーダーが集まる場です。Mediiの優勝は、地域医療分野における専門性の重要性を再確認させるものであり、医療システムの革新が求められる現在、このような取り組みがさらに進展することが期待されています。

会社情報


  • - 所在地: 東京都渋谷区渋谷2丁目6-6 Good Morning Building by anri 201
  • - 代表者: 山田 裕揮
  • - 事業内容: 医療システムプラットフォーム事業

詳しくは公式サイトをご覧ください。

会社情報

会社名
株式会社Medii
住所
東京都新宿区新宿1-24-12 THE GATE 新宿御苑 2F
電話番号
03-6822-4970

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