ケイティケイ、CRIFのESG評価で上位15％に選出された「B」評価を取得

ケイティケイ、ESG評価で高評価を獲得！

近年、企業の持続可能性が重視される中、ESG（環境・社会・ガバナンス）活動への取り組みが企業評価の重要な指標となっています。その中で、CRIF Japan株式会社が提供するESG評価サービス『Synesgy』において、ケイティケイ株式会社が上位15%にあたる『B』評価を取得したことが発表されました。この評価は、Synesgyが提供する約50万社を対象としたプラットフォームの中でのものです。

現在の評価結果

環境への貢献

ケイティケイは、環境に対する取り組みが高く評価されています。具体的には、温室効果ガス（GHG）排出量を年間約4%削減している実績があります。また、トナーカートリッジの再利用を進めていることで、ゼロエミッションを実現しています。こうした取り組みは単なる環境対策だけに留まらず、ビジネスバリューと結びついている点が評価されました。さらに、再生不可となったトナーカートリッジの再資源化や、物流プロセスの厳格な管理も影響しています。

人材育成の重要性

また、ケイティケイは多様な研修プログラムを実施しており、これも評価の理由の一つです。ESGやコンプライアンスに関する内容が国際的な基準にも適合しており、さらにはダイバーシティ重視の取り組みが外部認証の取得につながっています。これにより、より高い評価を得ることができました。

今後の展望

CRIFでは、ケイティケイが今後もESG経営の強化に向けたアクションプランを実施していくことを支援していきます。具体的には、重要課題の再特定や持続可能な社会への貢献を目指す取り組みが期待されています。CRIF Japanの代表であるビンチェンツォ・レスタ氏は、「ケイティケイの優れた成果を祝うとともに、今後も持続可能な活動を推進して欲しい」という期待の言葉を述べています。

CRIFとケイティケイについて

CRIFについて

CRIFは、イタリア・ボローニャに本社を置くグローバル企業で、信用情報やビジネス情報システムの提供を通じて企業の意思決定をサポートしています。現在、世界37か国で事業を運営し、多くの金融機関や企業に向けたサービスを展開しています。特に、サイバーセキュリティや不正防止のサービスも提供しており、ESMA（欧州証券市場機構）からの認可を受けた信用格付機関でもあります。

ケイティケイについて

一方、ケイティケイは愛知県名古屋市に拠点を置き、1971年に設立されています。プリンター消耗品の製造販売を中心に、リユーストナーの提供やITソリューションの提案などを行っています。持続可能な製品を通じて企業の環境意識を高める取り組みも行っており、その社会的責任に対する姿勢が今回の評価にも反映されています。