京都唯一の金平糖専門店、新たに祇園にオープン！

京都唯一の金平糖専門店「緑寿庵清水」が祇園に新店舗をオープン

1847年に創業し、172年間も金平糖一筋で歩んできた「緑寿庵清水」が、2019年7月26日に京都・祇園に新たな直営店舗「祇園緑寿庵清水」を開店しました。この新店舗は、京都本店と銀座店に続く3店舗目で、伝統と革新を融合させた魅力的な空間です。

祇園の風情を感じさせる新たな拠点

新店舗は、古き良き京都の風情が残る祇園町の南側に位置しています。このエリアは石畳の美しい町並みと歴史的な京町家が立ち並び、地域の人々や観光客にとって親しみのある場所です。

「祇園緑寿庵清水」は、伝統的な格子の外観を持ちながら、内装には現代的なデザインを取り入れたユニークな店舗です。店舗デザインのコンセプトは「星と麻の葉」。金平糖の形に似た星と縁起の良い麻の葉をモチーフに、長く愛される金平糖を象徴する空間に仕上げています。

限定商品で彩る新たな体験

オープンと同時に、ファッションデザイナーの丸山敬太氏が手掛けたデザインの限定パッケージ商品が販売されます。「祇園店限定信玄袋」は、京都祇園をイメージした美しい色合いの袋で、苺や林檎、天然水サイダーといった味の金平糖が詰め合わせられています。価格は2,550円（税抜）で、期間限定での販売です。

さらに、「祇園限定二種詰合せ」も登場。六種類のパッケージが用意され、各種の金平糖が楽しめる詰め合わせとして1,280円（税抜）で販売されます。これらの限定商品は、祇園の観光名所として訪れる人々にとって、特別な思い出となること間違いなしです。

金平糖作りのこだわり

「緑寿庵清水」の金平糖は、特製のレシピを持たず、その時々の気候や環境に応じた製法で作られています。約20日間の製造期間を経て、職人が手作業で星形に仕上げます。その際、音や感触を頼りにしながら、蜜の濃度や釜の角度と温度を調整します。この職人技は経験と感性を要し、“蜜かけ10年、コテ入れ10年”という長い年月が必要とされるのです。京都本店の工房では、85種類以上の金平糖が日々細心の注意を払って手作りされています。