韓国語学習者が求める魅力の正体
日本での韓国語人口が日増しに増加している中、日本最大級の韓国語教室「K Village 韓国語」が有効回答1,052件のアンケート結果を公開しました。この調査は、韓国語学習者の関心分野や学習者層の実態を把握する目的で行われました。
調査の目的と背景
K-POPや韓国ドラマ、韓国料理の人気が高まる中で、韓国語を学ぶ人々も年々増加しています。しかし、多くの学習者がどのようなレベルにあり、何に興味を持っているのかはあまり分かっていませんでした。そこで、K Villageは全校舎の生徒を対象にアンケートを実施し、韓国語学習者の実態に迫りました。
興味分野のトップは「食文化」
アンケートの結果、韓国への関心分野は以下のように集計されました。
- - 食文化: 74.9%
- - K-POP / 音楽: 72.2%
- - ドラマ / 映画: 67.4%
特に「食文化」が高い支持を受けていることが印象的です。韓国料理への関心は常に高く、韓国の食べ物を実際に味わいたいという欲求が強いことがうかがえます。
韓国語学習者のレベルは圧倒的な初学者層
調査によると、韓国語のレベルについては「全く初めて」が19.5%、初級者が59.9%という結果でした。つまり、約80%が初学者であることが分かります。これにより、入門者向けのカリキュラムの充実が求められていることが明らかになりました。
渡航経験と今後の展望
韓国への渡航経験に関する回答では、「1〜3回」が38.3%を占め、一度も行ったことがない層が17.6%でした。この結果からは、韓国に行きたいと考えている層が多くいることが示されています。反面、「10回以上」行ったことがあるという人も存在しており、韓国文化への定着が進んでいることもわかります。
文化体験イベントへの高い関心
また、K Villageが現地で文化体験イベントを開催した場合、参加したいという意向を示した人は91.7%に達しました。この好反応は、特にK-POPや食、ドラマといった人気ジャンルに関連したコンテンツに対する潜在需要の高さを物語っています。
今後のK Villageの取り組み
K Villageは、今回の調査結果を基に新たな取り組みを進める予定です。初級者向けのコンテンツを増やし、アプリ「K Village MODULY」の機能を更に充実させていきます。また、韓国料理体験やK-POPに関連したプログラムを展開し、韓国文化を学びながら楽しめるイベントを数多く用意していきます。
まとめ
K Village 韓国語は、全国に25校舎を展開し、16,000名以上の学習者を支援しています。調査によって明らかになった韓国語学習者の興味は、韓国文化のさらなる普及と定着を促進しています。このようなトレンドは、今後も続くことでしょう。韓国語を学ぶことが、文化的な交流の架け橋となる期待が高まります。