健康寿命を左右する「歩く力」と「足」の健康
近年、健康寿命を延ばすための方法として、「歩くこと」の重要性がますます注目されています。しかし、多くの人が足の健康を軽視しがちです。足や歩行に関する悩みを抱えている方は少なくありません。つまずきやすさ、足の痛み、階段の上り下り時の不安定さなど、日常の些細な出来事が、将来の歩行能力を脅かす可能性があるのです。
そこで注目されているのが、「楽しく歩きつづけるための足のトリセツ検定」です。一般社団法人日本ウオーキング協会と医療法人青泉会下北沢病院が共同で開発したこの検定は、多くの人が抱える足の悩みを解消し、健康的な歩行を維持するための知識を習得できる機会を提供します。
「楽しく歩きつづけるための足のトリセツ検定」とは?
この検定は、書籍『”歩く力”を落とさない新しい「足」のトリセツ』(日経BP)をベースに作成されました。同書は、日経ヘルスや日経グッデイで連載された「いつまでも歩けるための健足術」を元に、さらに加筆・修正を加えたものです。外反母趾や扁平足、足底腱膜炎といった足のトラブルの原因や予防策、適切なトレーニングやストレッチ方法、靴の選び方など、健康的な歩行を維持するための幅広い知識を学ぶことができます。
検定は、BASIC、ADVANCED、MASTERの3段階で構成されており、自分のペースで学習を進めることができます。BASICコースは5月15日から開始され、より高度な知識を習得したい方は、8月から開始されるADVANCEDコースを受講できます。MASTERコースの開始時期は未定です。
検定で得られるもの
この検定を受検することで、以下のメリットが得られます。
足の健康に関する正しい知識を習得できる
足のトラブルを予防し、健康的な歩行を維持するための具体的な方法を学べる
日常生活における足のケアを改善できる
健康寿命の延伸に繋がる
一般社団法人日本ウオーキング協会と下北沢病院
一般社団法人日本ウオーキング協会は、ウォーキングの普及を通して健康増進に貢献している団体です。年間2000件ものウォーキングイベントを開催し、ウォーキング指導者の育成にも力を入れています。下北沢病院は、足と歩行に特化した日本初の総合病院であり、「足の見えるか検診」などを通して、足の健康に対する意識向上に貢献しています。両機関の協力によって生まれたこの検定は、信頼性の高い情報に基づいて作成されており、安心して受講できます。
まとめ
「楽しく歩きつづけるための足のトリセツ検定」は、健康寿命を延ばしたいと考えているすべての人にとって貴重な機会です。自身の足と歩行を見つめ直し、健康的な生活を送るための第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。検定の詳細や申し込みについては、J-Walkingライセンスサイトをご確認ください。
J-Walkingライセンスサイト
一般社団法人日本ウオーキング協会
医療法人社団 青泉会 下北沢病院