菅井友香が初の主演を果たすショートドラマ『わたしの好きな人は、』が実写化
人気コミック『わたしの好きな人は、』(シーモアコミックス)の実写化が決定し、2025年2月21日からショートドラマとして配信されることが発表された。この作品では、欅坂46・櫻坂46の初代キャプテン、菅井友香が主人公・小宮山莉乃を演じ、恋愛と結婚に揺れる女性の心情を描く。
制作を手掛けるのはテレビ宮崎、PHIER、テレパック。配信はemoleが運営するショートドラマアプリ「BUMP」で行われ、全30話が1話2分の形で展開される。Z世代の女性を中心に人気のあるBUMPは、多様で刺激的なコンテンツが揃っていることから、多くの注目を集めている。
ドラマの内容とキャスト
主人公の小宮山莉乃は29歳で、婚約者の瀬田裕人との安定した未来を目指しているものの、二人の関係にはどこか「違和感」が漂う。そんな矢先に年下の同僚・咲村京との出会いがあり、彼の純粋な想いに触れることで、莉乃は自身の本当の気持ちに気づき始める。彼女は結婚という安定を選ぶべきか、運命の恋を追い求めるべきか、恋愛と結婚の葛藤に直面する。
キャストには、莉乃を演じる菅井友香のほか、莉乃の年下の同僚・咲村京役に曽田陵介、そして莉乃の婚約者でエリートビジネスマン・瀬田裕人役には中田圭祐が名を連ねている。
心情を描く大人のラブストーリー
このドラマは、より多くの女性たちの共感を呼ぶ内容になっており、恋愛と婚姻に関する葛藤を丁寧に描写している。菅井友香は「結婚と恋愛のリアルな葛藤を、ショートドラマでお届けすることに新しさを感じた」と語っており、彼女自身も作品の魅力に惹かれている様子。
曽田陵介も自身の役作りに意欲を見せており、「咲村京は楽しいキャラクターで、そんな後輩がいたら面白いと思う」とコメント。中田圭祐は、恋愛における男女のすれ違いを描くこの作品のテーマを深く理解している。
繊細な描写を担当するスタッフ
脚本を手掛けるのは阿相クミコ、監督は富田未来が担当している。阿相は『25時、赤坂で』や『推しを召し上がれ』などの作品で知られ、富田は『ふったらどしゃぶり』や『アリスさんちの囲炉裏端』など多くの作品を手掛けてきた実力派だ。制作陣は、キャストと共にリアルな作品を作り上げることに注力しており、キャラクターたちがどのように選択をしていくのか、視聴者を楽しませること間違いなしだ。
配信と放送の情報
このショートドラマは2025年2月21日から「BUMP」での配信が開始され、3月30日からはテレビ宮崎で全3回にわたって放送が行われる。原作は漫画『わたしの好きな人は、』、著者はももたあこ。すでに10巻までの配信が行われており、注目を集めている。
今後の配信と放送に期待が高まる中、ドラマ『わたしの好きな人は、』は、恋愛と結婚の複雑な感情をどう描くのか、ますます目が離せなくなるだろう。各キャラクターにどう共感し、成長していくか楽しみにしたい。