省エネ空調機α-HT、3社連携で市場拡大へ！DDe、東洋熱工業、クオンタムリープが覚書締結

省エネ空調機α-HT、3社連携で市場拡大へ！

DDe株式会社、東洋熱工業株式会社、クオンタムリープ株式会社の3社は、業務用空調機の省エネルギー化に貢献する革新的な流体撹拌装置『α-HT』に関する連携協力覚書を締結しました。この協業により、『α-HT』の技術開発、実証、市場開拓を加速させ、日本の省エネルギー化に大きく貢献することが期待されています。

各社の強みを活かした戦略的連携

DDe株式会社は、『α-HT』の製造・販売を手掛ける企業です。2020年の設立以来、着実に販売実績を伸ばし、累計販売台数は1万台を超えています。多様な業界での省エネ実績を積み重ねており、その技術力とノウハウは業界でも高く評価されています。

東洋熱工業株式会社は、1937年創業の老舗総合エンジニアリング企業です。空調衛生設備の設計、施工、メンテナンスを幅広く手がけ、長年にわたる経験と高い技術力を有しています。オフィスビルから工場、医療施設まで、様々な分野で実績があり、その信頼性は揺るぎないものがあります。

クオンタムリープ株式会社は、スタートアップ企業への投資やコンサルティングを専門とする企業です。ソニーグループの元会長兼グループCEOである出井伸之氏が設立した同社は、国内外の企業とのネットワークを駆使し、革新的な技術を持つ企業の成長を支援しています。

今回の3社連携は、それぞれの強みを活かした戦略的な取り組みです。DDe社の『α-HT』の製品データと、東洋熱工業社の高い実証能力と経験、そしてクオンタムリープ社の強力なネットワークが融合することで、『α-HT』の市場浸透が大きく加速すると期待されています。

α-HTが目指すもの

『α-HT』は、業務用空調機の省エネルギー化を実現する画期的な装置です。その効果は、既に多くの企業で実証されており、高い評価を得ています。今回の3社連携により、さらにその効果を実証し、市場への普及を促進することで、温室効果ガス排出削減、ひいては地球環境保全に貢献することが期待されています。

各社のコメント

DDe株式会社代表取締役の小谷一永氏は、「東洋熱工業様とクオンタムリープ様との事業提携は、当社が目指す世界のサステナブル事業への貢献に大きく近づくと確信しています。」とコメント。

東洋熱工業株式会社執行役員技術統轄本部長の上谷勝洋氏は、「α-HT事業に確かな基盤を持つDDe様とグローバルな展開力を持つクオンタムリープ様との協業を通じ、サステナブルなエンジニアリングソリューションの進化に寄与し、ともに未来の環境へ貢献できることを光栄に思います。」と述べています。

クオンタムリープ株式会社代表取締役社長の中村智広氏は、「空調の総合エンジニアリング企業である東洋熱工業様との共同研究を通じて、日本発のサステナブル機器であるα-HT事業のグローバル展開の礎となればと思います。」と期待を寄せています。