ハガキで国際協力
2021-01-18 11:00:03
書きそんじハガキで途上国を支援!国際協力の新しい形
書きそんじハガキで支える国際協力
新型コロナウイルスの影響は、医療や経済だけでなく、教育分野にも深刻な打撃を与えています。途上国では特にその影響が顕著で、多くの子どもたちが教育の機会を失いつつあります。そんな状況に対して、公益社団法人日本ユネスコ協会連盟は「書きそんじハガキ・キャンペーン」を通じて支援の手を差し伸べています。
世界寺子屋運動の重要性
1989年に始まった「世界寺子屋運動」は、貧困や紛争、教育機会の不足に直面する地域に学びの場を提供し、識字教育を進める活動です。これまでに44ヵ国で約134万人の人が教育を受けることができ、535軒の寺子屋が設立されました。しかし、今もなお約1億2100万人の子どもたちが学校に通えず、約7億7300万人の大人が読み書きすらできない状況にあります。
新型コロナウイルスの影響で、学校の休校や家庭の収入減により多くの子どもたちが中途退学を余儀なくされています。日本ユネスコ協会連盟は、これらの子どもたちの教育支援や職業訓練を通じて、途上国の未来を切り開く活動を推進しています。
書きそんじハガキ・キャンペーンの概要
「書きそんじハガキ・キャンペーン」は、家庭に眠っている書きそんじの未投函ハガキや、不要な切手、商品券を集め、それを寄付として活用する取り組みです。特に年賀状シーズンからの回収を強化し、全国に呼びかけています。2020年12月1日から2021年5月31日までの期間には、特に多くの参加を期待していますが、キャンペーンは年中無休で受け付けています。
参加方法
1. タンス遺産をご郵送
書きそんじハガキや商品券を、下記の住所に郵送してください。
〒150-0013
東京都渋谷区恵比寿1-3-1
朝日生命恵比寿ビル12階
公益社団法人 日本ユネスコ協会連盟
書きそんじハガキ係
2. キャンペーンの広報活動
キャンペーンのチラシをダウンロードし、学校や企業、団体で広めることもできます。動画をシェアすることで、さらに多くの人に参加を促すことができます。
新型コロナウイルスと教育の未来
新型コロナウイルスの影響を克服し、持続可能な社会を築くためには、教育の重要性はますます高まっています。特に、途上国においては教育の充実が未来への希望をもたらします。日本ユネスコ協会連盟はこの課題に取り組むため、ハガキ1枚からできる国際協力を展開し、持続可能な開発目標(SDGs)の実現を目指しています。
さいごに
皆さまのご協力が、途上国の子どもたちに未来の希望をもたらす手助けとなります。未投函のハガキやタンスに眠る商品券をお送りいただくことで、教育の機会を確保し、貧困の連鎖を断ち切る力となります。あなたもご参加ください。
会社情報
- 会社名
-
公益社団法人 日本ユネスコ協会連盟
- 住所
- 東京都渋谷区恵比寿1-3-1朝日生命恵比寿ビル12階
- 電話番号
-
03-5424-1121