アモーレパシフィック、被災地支援のためのCSR活動を開始

アモーレパシフィック、被災地支援を手がける



韓国で最大手の化粧品メーカーであるアモーレパシフィックは、東日本大震災の復興を目的とするNPOに対する資金支援を行う「Smile Again Japan Campaign」をスタートしました。このキャンペーンを通じて、被災者の心理的な復興や物資の効率的な分配をサポートする活動が展開されます。

スマイルアゲインキャンペーンでは、2011年に大震災が起きた後の被災者に対する支援を本格化させ、被災者と支援者の連携を強化するため、多彩なイベントを予定しています。特にアートワークショップやコンサート等を通じて、地域の活性化を狙っているのです。これらの支援活動は、9月から10月にかけて順次開始される見込みです。

参加するNPOとその活動



アモーレパシフィックは、全国から集まった62の応募から7つの団体を選定しました。選ばれた団体は以下の通りです:

1. BHNテレコム支援協議会
- 活動内容:加藤登紀子さんのコンサートを開催。
- 選定理由:コンサートを通じて被災者に勇気を与えることが期待される。

2. 芸術資源開発機構
- 活動内容:仮設住宅団地でのアートワークショップ。
- 選定理由:地域社会の活性化を促し、住民の定着を支援することを目指す。

3. 音楽療法NPOムジカトゥッティ
- 活動内容:参加型音楽イベントやワークショップ。
- 選定理由:皆が気軽に楽しめ、癒しの場を提供できる事業として評価。

4. 在日外国人情報センター&ダール・アズィーザ
- 活動内容:イスラム圏や旧ソ連圏の料理提供と音楽公演。
- 選定理由:双方向の交流がユニークで地域経済にも貢献できるとして選定。

5. 国際支援地球村
- 活動内容:ビューティフィリングマッサージの提供。
- 選定理由:化粧品企業としての知見を生かした癒しの支援が期待される。

6. にこにこサポート
- 活動内容:子供たちへの託児業務。
- 選定理由:被災地で働く女性を直接サポートする重要な役割。

7. ソーシャルコンシェルジュ
- 活動内容:コミュニティガーデンの助成。
- 選定理由:高齢者の孤独問題解決に寄与する活動として評価されました。

アモーレパシフィックの理念



アモーレパシフィックは「人類を美しく、社会を豊かに」を企業理念に掲げており、韓国国内では様々なCSR活動に取り組んでいます。ピンクリボンキャンペーンや女性の自立を支援するマイクロクレジット事業など、幅広い分野でのサポートを行っています。Smile Again Japan Campaignにおいては、特に女性の被災者に力を入れた活動が求められています。

アモーレパシフィックは、今回の支援活動を通じて、被災者の方々が再び笑顔を取り戻すための手助けを行うことを目指しています。

会社概要



アモーレパシフィックは1945年に設立され、アジアの美を広く普及させることを使命としている企業です。海外への進出も早く、1964年には国産化粧品として初めての海外輸出を達成しました。最近ではマイクロクレジットの導入や、女性の心のケアのためのサービスの提供に注力し、地域社会に貢献しています。特に中国、米国、フランスにおいては事業を拡大し、グローバルな存在感を高めています。

アモーレパシフィックは今後も地域の応援や支援を通じて、さらなる社会貢献を進めていくことでしょう。

会社情報

会社名
AMOREPACIFIC CORPORATION
住所
181 Hangangno-2-ga, Yongsan-gu, Seoul
電話番号

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