ノリタケとトクイテンの実験
2026-04-23 14:39:26

農業の新時代を切り拓くノリタケとトクイテンの共同実証実験

農業の新時代を切り拓くノリタケとトクイテンの共同実証実験



株式会社トクイテンとノリタケ株式会社は、革新的なファインバブル技術を利用した農業の可能性を探るため、共同で実証実験を行いました。この取り組みは、愛知県知多市内のトクイテンラボ農場で2025年10月から2026年4月の間に実施され、小松菜を対象に芽生えさせた成果について詳しく述べます。

実証実験の背景


近年、農業界では労働力不足や気候変動といった問題が深刻化し、収穫の安定性や品質の向上、環境負荷軽減の技術が求められています。農林水産省の「みどりの食料システム戦略」では、2025年までに化学農薬の使用量を50%削減する目標が掲げられ、これに応じた新たな農業技術が注目されています。ファインバブル技術は、これらの課題を解決するための有望な手段として浮上しています。

ファインバブル技術の利点


ノリタケのファインバブル発生器「セラポール」を用いたトクイテンの取り組みでは、農業用水をファインバブル化することで、水の酸素濃度を高め、根の成長を促しました。この過程によって、収量の向上や病害の抑制といった多くの利点が確認されています。

実験結果の概要


1棟のハウスを9つの区画に分け、異なる条件で栽培実験を行った結果、ファインバブルを利用した灌水法では、通常の灌水方法に比べて株の重さが27%増加するなど、顕著な効果が確認されました。この成果は、農業用水をファインバブル化したことで、根に十分な酸素が供給され、さらに糖度が31%向上し、えぐみ成分である硝酸イオンも20%削減されるなど、食味の大幅な改善が認められたことに起因しています。

また、オゾンを含んだファインバブルミストを用いた病害予防の方法でも、白さび病が一切確認されず、これは減農薬栽培の新たな選択肢としての希望をもたらしました。

今後の展望


両社は、今後も効果の検証を継続し、さらなる実用化を目指していきます。ファインバブル灌水による収量増加や品質向上については、実際の栽培条件下での検証を進める予定です。また、花や野菜など他作物への応用も視野に入れ、技術を確立していく方針です。さらに、2026年度には新たな1ha規模の農場で、ファインバブル発生器を活用した灌水システムを導入し、大規模なデータ収集と効果検証も進めていく計画になっています。

結論


ファインバブル技術は、環境負荷を大幅に軽減しながら、収量と品質を両立させる可能性を秘めています。ノリタケとトクイテンによるこの実証実験は、持続可能な農業の実現に向けた重要な一歩と言えるでしょう。今後の展開に注目し、農業がどのように進化していくのか、期待が高まります。

さらに詳しい情報や導入に関する内容は、トクイテン特設WEBサイトで確認できます。


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会社情報

会社名
株式会社トクイテン
住所
愛知県名古屋市西区那古野2-14-1なごのキャンパス2-15号室
電話番号

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