EIZO株式会社、パナソニックのKAIROSアライアンスに新たに参加
パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション株式会社(本社:大阪府守口市)は、2025年3月27日、新たにEIZO株式会社がそのIT/IPプラットフォーム「KAIROS(ケイロス)」のアライアンスパートナーに加入したと発表しました。
この新たな連携により、映像関連業界にさらなる革新がもたらされる見込みです。EIZO社は、モニターをはじめとした映像環境ソリューションの開発と展開を行っています。特に新製品である「ColorEdge PROMINENCE CG1」は、SMPTE ST 2110に対応した30.5型HDRリファレンスモニターであり、KAIROSとの相互動作確認も行われます。
KAIROSとCG1の相互検証
KAIROSとCG1の連携を通じて、映像制作業界におけるST 2110エコシステムの利用が可能になります。これにより、映像の入力から出力までをすべてSMPTE ST 2110規格で実現することができ、特に4:4:4の出力確認も容易になります。
CG1は、システム機材を大幅に削減することを可能にし、これにより事前にST 2110での出力確認ができるため、映像制作現場における効率が飛躍的に向上します。また、NMOS(Networked Media Open Specifications)およびST 2022-7にも対応しているため、ネットワーク経由での機器制御やリダンダンシーも確保できます。
今後の展望
パナソニックのKAIROSアライアンスパートナーの課長である藤本景之氏は、「EIZO社との協業を通じて、映像業界におけるST 2110の活用が一層進展することを期待しています」とコメントしています。今後は、様々なイベントや制作現場での感動や興奮をより多くの人々に届けられるよう、KAIROSアライアンスパートナー各社との連携を強化していく方針です。
博覧会への出展
この新たな製品は、2025年4月6日から4月10日にアメリカ・ラスベガスで開催される「2025 NAB(National Associations of Broadcasters)Show」にも出展されます。パナソニックブース(N1311)ではKAIROSのタッチアンドトライ、同時にCG1も展示予定です。また、EIZO株式会社のブース(SL5829)ではColorEdge PROMINENCE CG1も紹介されます。
この協業により、映像制作の新たなスタンダードが生まれることが期待され、映像制作関係者にとっての刺激的な展開となることでしょう。興味のある方は、ぜひNABで実際に製品を体験されることをお勧めします。
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[プレスリリース] KAIROSアライアンスパートナーにEIZO株式会社が新たに参画
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