旅館「孫八」 〜 心温まる空間の誕生を目指して
滋賀県米原市梓河内に、120年の歴史を持つ古民家が旅館「孫八」として生まれ変わるプロジェクトが進行中です。この取り組みは、2025年3月20日のオープンに向けて、株式会社LANDBOXが立ち上げたもので、地域の自然や文化を重んじ、訪れる全ての人に癒しの場を提供することを目指しています。具体的には、12月1日から来年1月末までの期間にクラウドファンディングを開催し、改装費用を募集中です。
懐かしさを感じる場所
プロジェクトの中心を担うオーナー、長谷川史美恵さんの強い思いがこのプロジェクトには込められています。長谷川さんは東京で4人の母親として働きながらも、滋賀の実家が空き家になってしまうことに心を痛めていました。そこで彼女は家族や地域の歴史を後世に残すために、「孫八」という宿を再生することを決意しました。訪れる人々に「懐かしさ」と「自然」を感じてもらいたいと願っています。
心と身体の解放を
「孫八」はただの宿泊施設ではありません。日常の喧騒から離れ、心と身体を癒すことができる特別な場所です。現代社会では忘れ去られがちな「不便だけど落ち着く空間」を提供することで、家族や仲間と共に大切な時間を過ごせる場となります。夜は星空が輝き、昼間は清流のせせらぎや虫の音に包まれて、五感を刺激しながら穏やかなひとときを過ごせます。
地域活性化の鍵
さらに、このプロジェクトは空き家問題への対策ともなります。古い家屋を新たな価値に変える試みは、地域文化や歴史を守る手助けとなり、他の地域にも良い影響を与えることが期待されています。
彦根城庭園からの贈り物
「孫八」の外観には、彦根城庭園に生えていた樹齢400年の木を使った看板が設置される予定です。また、書道家・麗江さんによる「孫八」の文字が、この旅館に訪れる方々に温もりと伝統を伝えます。
クラウドファンディングの詳細
このプロジェクトは、空き家再生プロジェクトとして、多くの支持を集めています。クラウドファンディングは令和6年12月1日から始まり、令和7年1月31日まで行われます。目標金額は100万円で、早期達成を目指し、さらに200万円のネクストゴールも設定されています。プロジェクトに賛同する方々には、実施ページ
こちらから募金が可能です。
旅館「孫八」の理想
旅館「孫八」の宿泊形態は一棟貸切の無人宿泊で、収容人数は15人を予定。5LDKの間取りで、一泊は5万円台からの料金を想定しています。オープン予定日は2025年3月20日、滋賀県米原市梓河内344に位置します。
夢を追いかけて
長谷川さんはこの旅館を通じて、地域の魅力を多くの人々に体験してもらいたいと願っています「これは、私自身にとってもご先祖様への恩返しのような想いなのです」と語ります。古民家「孫八」は、家族や地域の歴史を大切にしながら、心温まるひとときを提供することでしょう。
公式SNS
さらに、旅館「孫八」の最新情報は公式SNSでも発信されています。
「孫八」の開館を心待ちにしながら、このプロジェクトの成功を願っています。