新AIアシスタント『Rovo』
2024-10-10 21:18:42

アトラシアンが新AIアシスタント『Rovo』を発表!企業の生産性向上をサポート

アトラシアン、新たなAIアシスタント『Rovo』を一般提供開始



企業のアジャイル化とデジタル業務の向上を支援するSaaS企業、アトラシアン(NASDAQ:TEAM)は、新たなAIアシスタント『Rovo(アトラシアン ロボ)』の一般提供を開始しました。この新製品は、AIを駆使して企業の生産性を最大化し、業務の効率化を図るために設計されています。また、アトラシアンのクラウドプラットフォーム全体にわたるAI機能『Atlassian Intelligence』の強化も実施され、技術の一層の進化が期待されています。

Rovoの特徴


Rovoは、特に企業向けに開発されたAI製品であり、主に以下の3つの機能を持っています。

1. 検索機能:Rovoサーチ


Rovoサーチは、JiraやConfluenceのデータだけでなく、Google Drive、Microsoft SharePoint、Slack、GitHubなどのクラウドアプリケーションからの情報を一括検索・管理できるエンタープライズサーチを実現しています。情報が散在する中で、ユーザーが必要なデータを迅速に見つけ出せるようにし、情報検索にかかる時間を大幅に短縮することが可能です。

2. 学習機能:Rovoチャット


Rovoチャットは、従来の生成AIチャットとは異なり、企業内特有の情報を解析し、さまざまなタスクに対して高い専門性を持っています。これにより、迅速な質問対応や業務効率の向上を実現します。例えば、プロジェクトの最新情報やトラブルシューティングガイドの迅速なアクセスが可能になり、企業の業務効率を高めます。

3. 実行機能:Rovoエージェント


Rovoエージェントは、仮想的なチームメンバーとして組織内部で機能し、AIを活用して業務の遂行をサポートします。豊富なエージェントが用意されており、利用者自身がノーコードまたはローコードで開発することも可能です。この機能により、業務フローの中で作業時間の短縮が期待されています。

セキュリティの強化


AIを企業で利用する際の課題として、プライバシーや情報漏洩のリスクがあります。Rovoは、企業レベルでの利用を意識して設計されており、情報漏洩を防ぐための対策が強化されています。利用者のデータは常に管理下にあり、情報の安全性を確保することができます。

Atlassian Intelligenceの進化


Rovoの提供開始に伴って、Atlassian Intelligenceも強化されています。これにより、ソフトウェア開発のプロセスや効率的なサービス管理がさらに進化し、業務のスピードと質の向上を実現します。AIエージェントは、プロジェクト管理やサービス管理において大きな変化をもたらし、企業の業務を支援します。

おわりに


アトラシアンは、2002年にシドニーで設立された企業で、現在ではNASAやSalesforceなど、世界中の多くの企業がその製品を利用しています。Rovoの一般提供をきっかけに、更なる業務効率化を目指すとともに、企業のデジタル変革を支援するソリューションを展開していくと期待されています。


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会社情報

会社名
アトラシアン株式会社
住所
横浜市西区みなとみらい2-2-1横浜ランドマークタワー 1407号室
電話番号
045-330-9080

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