スペースシャトル最後のフライトを記念した切手が発売
7月9日、スペースシャトルの最後の打ち上げが予定されている中、(株)郵趣サービス社が、アメリカで発行されたスペースシャトル関連の切手から「チャレンジャー」と「エンデバー」の2種類、そして未来のスペースシャトルを描いた切手の販売を開始しました。
悲劇と栄光の軌跡を刻んだ2機のスペースシャトル
今回販売される切手には、スペースシャトルの歴史を象徴する2機が選ばれています。
チャレンジャー号: 1986年1月28日、打ち上げ直後に爆発炎上するという悲劇に見舞われたシャトルです。その事故は世界中に衝撃を与え、宇宙開発の歴史に暗い影を落としました。この切手は、チャレンジャー号の短いながらも輝かしい活躍と、そして悲劇を記憶にとどめる重要なアイテムとなるでしょう。
エンデバー号: 5番目に打ち上げられたエンデバー号は、2011年4月29日のフライトが最後となりました。チャレンジャー号の事故後、その代替機として建造され、多くのミッションを成功裏に収めたエンデバー号は、スペースシャトル計画における重要な役割を果たしました。
両切手とも1995年発行で、歴史的価値も高く、コレクターにとっては貴重な一枚となるでしょう。
未来への希望を描いた切手も登場
1995年には、未来のスペースシャトルを描いた切手も発行されています。この切手は、宇宙開発の未来への期待と可能性を象徴する、想像力豊かなデザインが特徴です。現在の宇宙開発技術の進歩を考えると、この切手に描かれた未来が、現実のものとなる日も近いかもしれません。
最後のフライトへ向かうアトランティス号
今回の切手販売は、7月9日に最後のフライトを行うアトランティス号の打ち上げと時を同じくして開始されました。アトランティス号は、日本人宇宙飛行士の古川聡さんも滞在する国際宇宙ステーション(ISS)に、冷却装置などを運び、20日には地球へ帰還する予定です。30年の歴史に幕を閉じる、アトランティス号の最後のフライトは、世界中から注目を集めています。数百万人がその歴史的瞬間を見届けようと集まることが予想されています。
切手の詳細情報
切手名称 | 販売価格 | 発行国 | 発行年 |
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スペースシャトル「エンデバー号」 | 2,700円 | アメリカ | 1995年 |
スペースシャトル「チャレンジャー号」 | 850円 | アメリカ | 1995年 |
未来のスペースシャトル | 900円 | アメリカ | 1995年 |
価格は全て税込みです。送料は別途かかります。お支払いは商品到着後となります。
この機会に、歴史的なスペースシャトルの軌跡と未来への希望を象徴するこれらの切手を手に入れてみてはいかがでしょうか。