親と子がそれぞれの問いを深める体験型リトリートブログ

親と子が向き合う新しい旅

元サッカー日本代表の長谷川アーリアジャスールがプロデュースするプログラム「親と子、それぞれの問いを旅する」が、2025年10月18日から19日にかけて香川県小豆島で開催されます。この体験型リトリートプログラムは、親と子がそれぞれの時間を大切にし、関係性を見つめ直すことを目的としています。

企画の背景

現代の子育て環境では、親子が共にいる時間は増えていますが、個々の時間が持てなくなっている現実があります。「気づかないうちに言葉を交わさずにいる」、あるいは「本音で話し合うきっかけがない」といった悩みを抱える家庭も少なくありません。そこでこのプログラムは、親子があえて別々に過ごすことで新たな発見や気づきを得る非日常的な体験を提供します。

プログラムの概要

この旅では、親は温浴や瞑想、哲学的なワークを通じて内面を見つめ直します。一方、子どもたちは自然豊かな小豆島での創造的な冒険を体験し、それぞれの気持ちや感性を大切にする時間が用意されています。旅行の終わりには、焚き火を囲み、手紙を交わし合い、お互いの時間を分かち合うセッションが設けられています。これにより、親は子どもの成長に対する理解を深め、子どもは親に対する思いを言葉にすることができるでしょう。

参加資格と料金

このプログラムは、小学3年生から中学3年生までのお子さまとその親を対象にしています。参加費は135,000円（税込）で、家族4人（親2名と子ども2名まで）が対象です。宿泊や食事が含まれており、島内の移動は無料で提供されます。

プログラムの目的

これは単につながりを深めるための機会ではありません。「なにかを教える」ことを目的とするのではなく、親子の“見え方の変化”を体験することを目指しています。過ごし方の違いによって、親は子どもにいっそう耳を傾けるようになり、子どもも自身の言いたいことに気づくことができるでしょう。この静かな気づきは、親子間の新しい関係性を育むきっかけとなります。