全自動調理ロボット「Kakigori Maker」が築地本願寺カフェに登場
日本の夏を代表するスイーツ、かき氷。その進化が、全自動調理ロボット「Kakigori Maker」の導入により、一段と加速しています。プロントコーポレーションが運営する「築地本願寺カフェ Tsumugi」にこの最新の調理ロボットが新たに導入されたことが発表されました。これにより、かき氷の提供がより効率的且つ安定的になることが期待されています。
Kakigori Makerとは?
「Kakigori Maker」は、かき氷機と自動連携することで、調理のコストや手間を大幅に削減する次世代の調理ロボットです。氷の盛り加減をリアルタイムで制御するビジョンシステムが搭載されており、外部の要因、例えば気温や湿度、さらには氷の密度に影響されることなく、常に一定の盛り具合を確保します。この技術は、かき氷を正確に提供するだけでなく、店舗の業務効率化にも役立つでしょう。
従来のかき氷店では、氷を削る時間が調理過程の大半を占めており、その間は他の作業ができないため、効率が悪いという課題がありました。さらに、手作業での盛り付けは、作業者によってばらつきが出るため、商品の質を一定に保つことも難しいという問題がありました。「Kakigori Maker」はこれらの課題をクリアし、均質で高品質なかき氷を短時間で提供することが可能です。
様々な味わいが楽しめる和カフェ
「築地本願寺カフェ Tsumugi」は、和の要素を取り入れた落ち着いた空間で、和風のドリンクやスイーツを楽しむことができる新しいスタイルのカフェです。このカフェでは百六十年の歴史を持つ大阪の老舗茶屋「袋布向春園」の日本茶も提供されており、かき氷と共に味わうことができます。
カフェの営業時間は8:00から18:00まで、無休で営業しているため、いつでも気軽に立ち寄ることができます。また、87席を用意しているため、友人や家族と一緒に訪れることもできます。
未来の店舗展開に向けた取り組み
プロントコーポレーションは、今後もこのKakigori Makerの設置店舗を増やしていく方針であり、さらなるサービス向上を目指しています。効率化が求められる飲食業界において、先進的な取り組みとして注目されるこのロボットは、店舗やお客様にとっても大きな利点となるでしょう。
会社情報と事業方針
「Kakigori Maker」を開発した株式会社New Innovationsは、OMO(オンラインとオフラインの融合)をテーマに、様々な業種でのサービス向上を目指しています。企業の生産性向上や収益の増加を促進するために、AIや自動化技術を活用し、最新のハードウェア・ソフトウェアを提供しています。特に、かき氷業界におけるこの新技術の導入は、将来的に多くの店舗が影響を受ける重要な動きとなるでしょう。
すでに日本全国で居酒屋やカフェなどでの導入が進んでおり、今後の展開に目が離せません。導入を希望する店舗は、New Innovationsにお問い合わせをすることが可能です。詳細は
こちらから確認できます。
最後に
全自動かき氷ロボット「Kakigori Maker」は、単なる商品提供の枠を超えて、かき氷を楽しむ新たなスタイルを提案しています。夏の風物詩とも言えるこのデザートが、今後どのように進化していくのか、私たちの目はますます彼らの取り組みに注がれることでしょう。