西本願寺で行われる伝統行事「お煤払い」
今年も西本願寺で、伝統行事「お煤払い」が開催されます。この行事は、本願寺の第8代蓮如上人の時代から500年以上にわたり続けられており、毎年多くの人々が参加します。
お煤払いとは?
お煤払いは、年末の風物詩とも言える行事です。参加者は90cmほどの煤竹という棒を使って畳を叩き、舞い上がった埃(煤)を、210cm×115cm、重さ2kgの大きなうちわで扇ぎ出します。この動作により、日常生活で溜まった埃を払うことで、清めの意味が込められています。
多くの参加者が集う意義
西本願寺では、念仏奉仕団や講社などのご門徒の方々、さらに西本願寺に隣接する門前町の店舗や、職員、勤式研究生(お勤めを勉強している僧侶)など、約500名の参加が見込まれています。この大勢の人々が力を合わせて行う活動は、伝統を守りながらも共同の精神を育むものです。
新しい記念品のデザイン
今年の参加者に配布される記念品はタオルですが、新たにブランドマークの完成に伴い、デザインが一新されました。デザインには西本願寺の象徴ともいえる阿弥陀堂と御影堂がモチーフとなっており、参加者にとっても特別な思い出として残ることでしょう。
お煤払いの詳細
今年のお煤払いは、2023年12月20日(水)午前7時から、西本願寺の御影堂および阿弥陀堂で行われます。取材を希望される方は、直接西本願寺の阿弥陀堂にお越しください。お煤払いの様子を目の当たりにすることで、伝統の重みと参加者の熱意を感じることができるでしょう。
- - 開催日時:2023年12月20日(水)午前7時より
- - 開催場所:西本願寺御影堂および阿弥陀堂
〒600-8501 京都市下京区堀川通花屋町下る本願寺門前町 本願寺内
- URL:
https://www.hongwanji.or.jp/
- TEL: 075-371-5181
この冬もまた、西本願寺の伝統行事「お煤払い」が盛大に行われることを期待しています。年末の清めの儀をぜひ取材して、伝統とコミュニティの絆を感じてください。