孤独解消サービス
2014-01-28 13:47:09
高齢者の孤独を解消する新サービス「つながりプラス」の全貌
高齢者の孤独解消を目指す「つながりプラス」
日本国内には、65歳以上で一人暮らしをする高齢者が約500万人います。この数は年々増加しており、特に高齢者の孤独やコミュニケーション不足の問題が深刻化しています。実際、老人の多くが他者との会話が少なく、約40%の高齢者は2、3日に一度以下の会話しかしていないことが明らかになっています。特に、男性高齢者の約17%は2週間に一度しか会話をしないと報告されています。こうした状況を改善するため、株式会社こころみは新しい見守りサービス「つながりプラス」を2月1日から開始しました。
サービスの特徴と利用方法
「つながりプラス」は、単なる安否確認を目的としたものではなく、高齢者とその家族との間のコミュニケーションを活性化させることを目指すサービスです。このサービスでは、まず利用者ごとに個別の担当者が初回訪問を行います。担当者が最初に面会し「顔見知り」になることで、その後の電話での会話がスムーズになります。
定期的に週2回、担当者が約10分間の電話をかけ、利用者の日常や気になる問題について話をします。会話内容はその都度メールで家族に報告され、話の雰囲気や参加者の様子も添えて伝えられます。これにより、家族も利用者の状況を把握しやすくなるため、親子間のコミュニケーションがしやすくなるというメリットがあります。
料金とキャンペーン
「つながりプラス」の利用料金は、入会金が10,000円、月々の利用料が8,000円です。ただしスタートキャンペーンを利用すると、入会金が無料、月額料金が初めの3ヶ月間3,000円に割引される特典があります。これは新たな利用者がサービスに対して敷居を低く感じるために効果的な施策です。
認知症早期発見オプション
さらに、「つながりプラス」には認知症の早期発見を目的としたオプションサービスも用意されています。これは、「認知症早期発見スケール」という独自の尺度を使用し、高齢者との会話の中で認知症の兆候を意識せずに観察することで、早期発見につなげるものです。このスケールは、認知症専門医・長谷川嘉哉氏の監修によって開発され、定期電話中に家事や会話など5つの領域を評価します。
実際の利用者の声
今後のサービス利用に向けて、実際にモニター体験をした利用者からは次のような声が寄せられています。「昔の思い出話を聞いてもらえたり、毎日の生活に活力が生まれた」との感想や、家族も「日々の小さな出来事を知ることができ、安心感が増した」などの前向きな意見が多かったです。サービスが始まったことで親子ともに距離が縮まったという利用者もおり、親子のコミュニケーションを深める役割を果たしていることが伺えます。
お問い合わせ
「つながりプラス」は、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の一都三県でサービスを展開しています。ご興味がある方や詳細を知りたい方は、株式会社こころみの公式サイトや問い合わせ番号(0120-042-488)を利用することができます。
このように、株式会社こころみが提供する「つながりプラス」は、高齢者が孤独を感じずに過ごせる環境を提供し、家族とも距離を縮める新たな試みです。今後の普及が期待されます。
会社情報
- 会社名
-
株式会社こころみ
- 住所
- 東京都港区赤坂9丁目7-1 ミッドタウン・タワー29階
- 電話番号
-
03-6276-0025