ハイセンスジャパン、新商品発表会と10周年の記念イベント
2020年、ハイセンスジャパン株式会社が設立10周年を迎えた。この節目を祝うため、特別な発表会が行われ、新しいテレビシリーズの概要や今後の販売方針が示された。代表取締役社長の李文麗氏は、会社の成り立ちから現在に至るまでの成長を振り返り、顧客の要望に応える商品の開発を進める重要性を強調した。
10年間の歩みと顧客中心の取り組み
ハイセンスジャパンは2011年にテレビ市場への参入を果たし、その後冷蔵庫や洗濯機といった製品カテゴリーに事業を拡大してきた。この10年間で、エントリーモデルから始まり、徐々にユーザーの信頼を獲得しながら商品ラインナップを拡充。特に、2018年には東芝映像ソリューション株式会社を傘下に持ち、共同でNEOエンジンを開発。これにより、日本市場のニーズに応える高品質な製品を提供できるようになった。
2020年度の目標と販売戦略
執行役員副社長の磯辺浩孝氏は、今年のテレビ出荷台数のシェアを12%にすることを目標に掲げているとの発表を行った。具体的な戦略としては、商品ラインナップの強化、顧客満足度の向上、そしてマーケティングの強化が挙げられた。
新型液晶テレビ「U8Fシリーズ」と「U7Fシリーズ」が2020年5月21日より順次発売開始となる。これらの製品は、大型スクリーンと高画質を提供し、特にNEOエンジンを搭載している点が特徴だ。性能面ではAIを活用した映像処理技術が搭載されており、これによりリアルな映像体験を提供することが期待されている。
綾野剛氏をブランドアンバサダーに起用
マーケティングマネージャーの小林英治氏は、俳優の綾野剛さんが新たなブランドアンバサダーに就任することを発表した。綾野さんが出演するテレビCMは“switch your sense Hisense”をテーマに、新基準のテレビ選びを提唱する内容となっている。彼の存在は、ハイセンスのブランド価値向上に寄与することが期待されている。
新商品「U8F」、「U7F」シリーズの特徴
「U8Fシリーズ」は、4Kチューナーを内蔵し、AIによる映像処理や倍速パネル、またゲームモードに対応している。これにより、動きの速い映像でもスムーズに再生可能だ。対して「U7Fシリーズ」も同様にNEOエンジンを搭載し、視野角が広く、色再現性に優れているなど、様々なシーンに適応する性能を誇っている。
【新商品の詳細リンク】
「U8F」シリーズ詳細
「U7F」シリーズ詳細
結論
ハイセンスジャパンは、設立10周年の節目を機に、さらなる顧客中心の商品開発と質の向上を目指している。今後も日本市場での存在感をますます強め、繊細で高品質な製品を通じてより良い生活提案を行っていくことが期待される。新しいCMや商品を通じて、多くの消費者に新たな価値を提供し続けることでしょう。