福島ユナイテッドFCが新たなシーズンのユニフォームを発表
2025シーズンに向けて、デンマークのスポーツブランドhummel(ヒュンメル)が福島ユナイテッドFCの新ユニフォームを発表しました。注目のテーマは「attention」。これは、観客や地域からの関心を集め、サッカーを通じてつながることへの意志を表しています。
昨シーズン、福島ユナイテッドFCはJ3リーグで5位という好成績を収め、クラブの目指す「選手たちが楽しくプレーすること」による魅力的なサッカーが周知されていることを証明しました。また、初のJ2昇格を目指すプレーオフにも進出を果たし、多くのファンを惹きつけました。特に、福島県内のプロスポーツチームで記録的な入場者数を記録したことは、地域内のサッカー熱の高まりの証拠です。
新ユニフォームのデザインと特徴
新しいユニフォームでは、チームの象徴色であるユナイテッドレッドを基にしたデザインが採用されています。胸部の背面には、チームの躍動を象徴する大きなうねりが描かれ、福島ユナイテッドFCがJ2昇格を目指す強い意志を表現しています。デザイン全体には、攻撃的なプレースタイルが反映されており、選手たちの活躍を観客に伝える重要な役割を果たすことでしょう。
右袖には「Fukushima」という文字が刺繍されており、クラブが常に福島と共に歩むというメッセージが込められています。この13年目を迎える震災後の時期、県外に避難されている方々をも念頭において、チームは福島を背負って戦うという姿勢を寸分も変えません。
発売情報
新ユニフォームは、2025年1月18日(土)20:00よりJリーグオンラインストアで予約受付が始まります。価格は税込20,900円からで、名前と番号の加工が可能となっています。サイズはS・M・L・O・XO・XO2(UNISEX)が用意されており、幅広いファンのニーズに応えることができます。
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福島ユナイテッドFCについて
福島ユナイテッドFCは福島県の福島市と会津若松市を中心とし、全県をホームタウンとしたJ3リーグ所属のサッカークラブです。チーム名の「UNITED」は、選手やスタッフ、サポーターが一つになることを目指しており、福島の地域活性化にも貢献することを理念としています。震災後、福島の特産品への風評被害を払拭するために、桃ユニや米ユニなど特色あるユニフォームを発表し、農業部を通じた地域活動も行っています。
ヒュンメルについて
ヒュンメルは1923年にデンマークで設立され、世界初のスタッド付きのスパイクを開発した歴史があります。その革新性は、スポーツにおける新たな可能性を生み出し、現在も「Change the World Through Sport.」をビジョンに、挑戦を続けています。
ヒュンメル公式ウェブサイトはこちら
福島ユナイテッドFCの躍進に期待が寄せられる中、新しいユニフォームがどのような成功をもたらすのか、サッカーファンの注目が集まります。