東京科学大学と多摩美術大学がタッグを組む新プログラム「Technology Creatives Program」
AI時代に求められるリーダーシップを育成するため、東京科学大学、多摩美術大学、一橋大学の三校が共同で特別なリカレント教育プログラム「Technology Creatives Program」、通称「テックリ」を開発しました。このプログラムは、ミドルキャリアのエンジニア、デザイナー、マーケターなど、次世代のイノベーターを対象にしたもので、2026年7月下旬から開講します。受講生を現在募集中です。
プログラムに参加することで、受講生は、デザイン思考やアート思考、未来洞察を掛け合わせた60時間のカリキュラムを通じて「知的胆力」を育て、AIに代替されない独自の価値を生み出す力を身につけることができます。
プログラムの特長
プログラムは以下の4つのポイントに基づいて設計されています。
1.
厚生労働省指定の教育訓練講座:受講者には受講料の40%が支援されるため、金銭的負担が軽減されます。
2.
受講対象者の拡大:これまでのエンジニアと言った職業だけでなく、マーケティングや企画職まで対象が広がり、多様性のある環境で学ぶことが可能です。
3.
受講期間の再設計:忙しい社会人向けに、必修と選択科目を組み合わせた柔軟なカリキュラムが用意されています。
4.
新企画の導入:有名デザイナーとの少人数制のクローズドセッションを通じ、インタラクティブな対話が行われる予定です。
AI時代に必要とされる「知的胆力」とは?
テックリは、従来の「技術力」や「表現力」のみに依存するのではなく、「答えを出す速度」から「意味のある問いを生み出す力」へのシフトを促します。このプログラムを受講することで、受講生は自らの専門分野の枠を越えて、価値創造に取り組む力を得ることができます。
エンジニアの変革
エンジニアは、技術の「実装者」から「未来を構想する者」へと変わります。デザイン思考を通じて潜在的なニーズを見出す力を身に付け、アート思考を通じて常識を疑う視点を養い、未来洞察を通じて不確実な未来をモデル化することが可能です。
デザイナーの変革
デザイナーは、美の「表現者」からビジネスの「駆動者」へ進化します。最新のテクノロジーと市場での価値創造を理解し、主観的な美を客観的なビジネスの価値に変換する力を得ることができます。
マーケターの変革
マーケターは「企画屋」から「ビジネスプロデューサー」への移行が期待されます。新しい視点を持って市場を予測し、未来を見通す力を培うことで、真に価値のある企画を生み出すことができるようになります。
カリキュラムの内容
プログラムは単なる知識のインプットではなく、思考を揺さぶるワークショップや実践を通じて構成されています。主なアプローチは次の通りです:
- - デザイン思考:ユーザー視点からニーズを発見し、具体化する力を育成。
- - アート思考:自身のインスピレーションから独自の問いを立て、創造的な解決策を構築。
- - 未来洞察:科学技術のトレンドを理解しながら不確実な未来を予測する能力。
これらのアプローチを総合的に学ぶことで、受講生は激動のAI時代においても揺るがない自分だけのキャリアの軸を形成することができます。
教授陣について
テックリは、現役の第一線で活躍する教授陣によるサポートを受けることができます。東京科学大学の齊藤教授、多摩美術大学の永井教授、一橋大学の鷲田教授など、各専門分野で著名な方々が指導にあたります。
受講生募集概要
- - 開講期間:2026年7月下旬から2027年1月下旬(必修60時間+自由選択12時間)
- - 対象者:さらなるスキルアップを目指すエンジニア、デザイナー、マーケティング担当者等。
- - 募集人数:20名(選考あり)
- - 受講料:495,000円(税込、支援制度あり)
応募締切は2026年6月12日です。詳細が気になる方は、是非公式ウェブサイトをご覧ください。