2024年9月の中央区オフィス成約レポート
株式会社アットオフィスは、2024年9月に成約された中央区内のオフィス物件についての詳細なデータを発表しました。このレポートでは、各鉄道駅から徒歩15分圏内での成約件数や想定平均坪単価を調査し、中央区の市場動向を探ります。
調査の概要
本調査は、2024年9月1日から30日までの成約データを基に実施されました。対象となったのは、10坪以上の事務所物件です。成約件数や坪単価を算出するために、中央区のさまざまな鉄道駅周辺の物件データを分析。特に今回注目されたのは、駅からの徒歩15分圏内での成約数と坪単価の状況です。
例えば、同一ビル内で複数の貸室が成約された場合、それぞれをカウントしました。このため、ある駅周辺の物件に対する需要やその価格帯を正確に把握することが可能となりました。
成約数ランキング
調査結果によると、成約数においては、三越前駅が142件でトップに立ちました。続いて日本橋駅が141件、新日本橋駅が138件という結果でした。各駅の成約状況は以下の通りです:
- - 10~30坪 では、小伝馬町駅が71件で首位。
- - 30~50坪 では再び小伝馬町駅が37件でトップ。
- - 50~100坪 では、日本橋駅と宝町駅が25件で並びました。
- - 100坪以上 では、日本橋駅が31件で最も多く成約されています。
想定平均坪単価
また、成約物件の想定平均坪単価に関しては、銀座一丁目駅が23,810円で最も高く、京橋駅が23,587円、銀座駅が23,420円という結果でした。
坪数別に見ると:
- - 10~30坪 では、築地市場駅が19,023円でトップ。
- - 30~50坪 では、銀座一丁目駅が24,989円で高単価を記録。
- - 50~100坪 では、銀座駅が29,323円で第1位。
- - 100坪以上 では、やはり銀座駅が32,684円で最も高額でした。
これにより、中央区内のオフィス市場の動向が明らかになり、今後のビジネス戦略においても重要な指針となるでしょう。
アットオフィスについて
株式会社アットオフィスは「『はたらく』をつなげる。」というミッションのもと、オフィス移転に関するさまざまなサービスを提供しています。特に中小企業や新たに開業しようとする医師の方々へのオフィス仲介サービスに注力しており、彼らの新たな挑戦をサポートしています。また、中小ビルオーナーへのリーシング協力も行い、地域のオフィス市場の活性化に寄与しています。
まとめ
今回の成約データは、中央区内のオフィス市場に関する貴重な情報源となります。今後の成約動向や沃土状況を把握し、適切なビジネス戦略を検討する際の参考にしていただければと思います。レポートの詳細は
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