名古屋駅西エリアの魅力発信プロジェクトが始動！

名古屋駅西エリア魅力発信プロジェクトが幕を開ける

名古屋市の駅西エリアにて、地域の魅力を再発見し発信するためのポスタープロジェクトが始まりました。この取り組みは、名古屋造形大学の情報表現領域4年生が中心となり、株式会社トガルと中村区役所の協力を得て実施されます。リニア中央新幹線の開通を控え、駅の西側エリアも新たな発展の兆しを見せていますが、名古屋駅の近くにも関わらず、どこか懐かしくあたたかな雰囲気が漂っています。ここ「駅西」は、歴史ある街並みとともに、多様な人々の営みが息づいています。

プロジェクトのキーワードは「つづくつながり駅西」。このコンセプトは、名古屋駅から少し足を延ばすことで得られる昭和の下町情緒を強調し、老舗から新しいお店まで、個性豊かな店舗が揃う駅西の魅力を伝えています。ポスター制作を通じて、地域の人々にもその魅力を再認識してもらうことを目的としています。

ポスター掲出スケジュール

ポスターは2024年7月18日から順次掲出されます。主な掲出場所と日程は以下の通りです：

- 名古屋駅西銀座通商店街：7月18日（木）から順次展開（店舗によって異なる）
- JR中央新幹線名古屋駅工事用仮囲い：7月25日（金）予定、雨天の場合は7月31日（水）
- 名古屋エスカ地下街デジタルサイネージ：8月より予定
- 地下鉄名古屋駅（桜通線改札付近）：8月より予定
- 名古屋駅西側駅前広場メタバース：8月より予定

学生たちのリサーチとデザイン

プロジェクトには名古屋造形大学の学生4名が携わっており、彼らは23年度の後期から駅西周辺をリサーチしました。そこから受けたインスピレーションを元に、コンセプト立案、ロゴデザイン、取材、撮影、コピーライティングまで、多岐にわたる工程を担当しました。

特に注目すべきは、駅西で営業する人々のインタビューを通じて集めた情報や体験を基にしたデザインです。多様な店舗を訪れる際の様子や、温かい人々のつながりをポスターで描くことによって、地域の魅力をよりリアルに感じてもらえることでしょう。

このプロジェクトは、学生の創造力を地域活性化に活かす新たな取り組みとして、多くの人々からの期待を集めています。今後、駅西エリアがどのように変化していくのか、注目したいところです。