ダイナミックマッププラットフォームが大阪でのスタートアップEXPO 2025に出展
ダイナミックマッププラットフォーム株式会社は、2025年9月17日から18日にかけて、大阪・関西万博EXPOメッセ「WASSE」で開催される「Global Startup EXPO 2025」に参加することを発表しました。このイベントは、世界中の革新的なディープテックスタートアップや、企業、大学、研究機関が集まる国際カンファレンスです。これらの機関が連携し、地球規模の問題解決に取り組む場となっています。
ダイナミックマッププラットフォームは、「人口に頼らない社会」をテーマにしたエリアにブースを設け、先進技術に基づく様々な事業を紹介します。また、スタートアップピッチのプレゼンターとして、当社の取締役でグループ技術・生産担当の麻生紀子氏も登壇予定です。
出展の概要
当社のブースの番号はE-12で、以下の内容について説明および展示を行います。
- - 高精度3次元データの提供
- - 自動運転実現を支えるデジタルインフラ「ダイナミックマップ」
- - 「3Dmapspocket®」を通じた高精度3次元点群データの閲覧サービス
高精度3次元データとその利点
高精度3次元点群データは、「モービルマッピングシステム」を用いて全国の主要高速道路や自動車専用道路、そして幹線道路を詳細に計測したもので、各点には緯度、経度、高さの情報が付与されています。このデータを基に生成される高精度3次元地図データは、自動運転や先進運転支援システムに必要な実在物と仮想物の情報を提供し、幅広い分野での活用が進んでいます。
ダイナミックマップの重要性
「ダイナミックマップ」は、リアルタイムで情報を提供する地図データベースの一種で、様々な情報が4階層に整理されています。私たちは、高精度な位置情報に基づく静的情報を基盤として、道路状況を自動運転車両に事前に配信することにより、交通事故を未然に防ぎ、安全な自動運転を実現するためのシステム構築に取り組んでいます。2025年2月には、新東名高速道路で実際に自動運転トラックを使用した実証実験も行われる予定です。
3Dmapspocket®の活用
3Dmapspocket®は、高精度3次元点群データを提供するサブスクリプションサービスで、現場に行かなくてもオンラインで道路や周辺の構造物を測定することができます。このツールは、交通事故調査やインフラ管理の効率化に寄与し、省人化や環境作りをサポートしています。
「Global Startup EXPO 2025」の基本情報
- - 会期: 2025年9月17日(水) 9:30~18:00、18日(木) 10:00~18:00
- - 会場: 大阪・関西万博EXPOメッセ「WASSE」
- - 主催: 経済産業省、近畿経済産業局、独立行政法人日本貿易振興機構、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
公式サイト:
Global Startup EXPO 2025
企業情報
ダイナミックマッププラットフォーム株式会社は、日本政府の支援を受けて設立され、国内自動車メーカー10社をはじめとした企業から成り立っています。本社は東京都渋谷区にあり、北米や欧州、中東、韓国などにも拠点を持ち、26カ国で事業を展開中。高精度な3次元データを提供し、様々な産業のイノベーションを推進しています。詳細は
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