アリソントランスミッション、新たに東アジアセールスディレクターを任命

アリソントランスミッションの新体制

アリソントランスミッションが、アタック・タラスを日本、韓国、オーストラリア市場のセールスディレクターに任命したことを発表しました。タラスは10月1日付で日本に就任し、アジア地域でのビジネスを推進します。

アタック・タラスの経歴

アタック・タラスは、イスタンブールのボアズィチ大学で機械工学の学位を取得し、その後バフチェシェヒル大学で経営学修士（MBA）を修了しました。2007年にダイムラーで研究開発エンジニアとしてキャリアをスタートし、2011年にはアリソンにアプリケーションエンジニアとして入社しました。彼のキャリアは着実に上昇し、2014年にはトルコ市場のカスタマーマネージャーに任命、そして2018年にはトルコ及び中東市場のリージョナル・マネージャーを務めることとなりました。

トルコ市場での実績

タラスの着任期間中、トルコ及び中東のセールスチームをリードし、市場のニーズに合わせた販売戦略を立案・実行しました。また、アリソンの市場認知度の向上を図るための戦略も併せて導入し、顧客の価値を重視した成長アプローチを推進しました。トルコや中東市場での成功を収めたタラスは、これを生かして極東地域で新たな挑戦に取り組むこととなったのです。

東アジアでの役割

新たな役割を担うアタック・タラスは、アリソンの日本、韓国、オーストラリア市場のセールスチームを牽引し、営業戦略の策定・実施を行います。彼のリーダーシップのもと、これらの市場における同社の成長目標の達成を目指すとのことです。業界の経験と知識を提供する彼の存在は、アリソントランスミッションのさらなるビジネス拡大に寄与することでしょう。

アリソントランスミッションについて

アリソントランスミッション（NYSE:ALS）は中・大型商用車および米国軍用車向けのオートマチックトランスミッションの最大手メーカーとして知られています。アリソンは再生可能エネルギー機器の開発にも取り組んでおり、商用車向けの完全電気駆動システムやハイブリッドシステムも手掛けています。1915年に米国インディアナ州インディアナポリスで創業し、現在は150以上の国で事業を展開。オランダや中国、ブラジルに地域本部、インディアナポリス、ミシガン、英国にエンジニアリング拠点を持ち、市場のニーズに応じた製品を提供しています。

アリソンが展開するサービスは、約1,600か所の独立した販売・サービスディーラーを通じて提供されており、顧客へのサポート体制も充実しています。

公式ウェブサイト: アリソントランスミッション